「スーパーモナコGP」や「ダーツライブ」を生み,セガの社長も務めた小口久雄氏が考える“ゲームの面白さ”とは ビデオゲームの語り部たち:第37部 ライター:黒川文雄 ライター:大陸新秩序 カメラマン:永山 亘 12→ 「ビデオゲームの語り部たち」第37部では,「スーパーモナコGP」や「ダーツライブ」などを手がけたクリエイターであり,セガの代表取締役社長も務めた小口久雄氏に話を聞く。 セガがセガ・エンタープライゼスだった時代。代表取締役として辣腕を振るった中山隼雄氏は,セガ中興の祖と言える人物だった。ゲームセンターがアミューズメントセンター,アミューズメントテーマパークへの転身を図り,同時に大型のアーケードゲーム,いわゆる「体感ゲーム」の導入を促進したのも中山氏だ。 そんな氏の体制のもと,第3AM研究開発部(通称AM3研)の部長に,若くして抜擢されたのが小口久雄氏であった。セガとしては,鈴木
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