(株)サイクル・オブ・フィフスは16日、フリーの定番音声ファイル編集ソフト「SoundEngine Free」の最新版v4.30を公開した。最新版の主な変更点は、音声の周波数分布を時間軸に沿って閲覧できるスペクトログラムが搭載されたこと。スペクトログラムは縦軸で周波数、横軸で時間、色で音の強さを表したグラフで、楽曲のマスタリング時などに音が大きすぎる周波数や小さすぎる周波数を確認するといった場合に利用できる。 さらに、“ダイナミックイコライザー”“ダイナミックフィルター”という2つのエフェクトが追加された。“ダイナミックイコライザー”は指定した周波数周辺のみにコンプレッサーをかけられるエフェクトで、一時的に大きくなりすぎる周波数の音を抑えて全体のボリュームを出す際に便利。 “ダイナミックフィルター”は、周期的にレゾナンスなどを変化させるエフェクトで、ワウワウエフェクターをかけたような効果や