牛乳パックに広告掲載も……DNPが広告事業の新会社を設立 | RBB TODAY大日本印刷（以下、DNP）は1日、社内ベンチャー制度による新会社「フレップス」の設立を発表した。流通企業のPB（プライベートブランド）商品の容器や包装紙を広告媒体とする事業で、PB商品への広告掲載スペースの開発・販売を行う。 広告が掲載されるPB商品は、生鮮食品や加工食品、日配食品などとなる。DNPは利用例として、PB商品の牛乳パックへの、牛乳を使用した料理レシピの掲載をあげている。そのレシピ上の料理に関連する食品を牛乳売り場の隣に陳列することで、購入意欲をかきたてる効果が期待できるとしている。フレップスではさらに、PB商品と広告商品の組み合わせの提案や、広告効果の測定も実施し、流通・メーカー各社へ報告するという。将来的には家電や通信、教育の分野にも拡大していく予定だとしている。 フレップスはDNPの社内ベンチャー制度によって発足した7番目の会社。4年後には年間約2億円の売り上げを見込む。
