2024年8月9日に登場した「Raspberry Pi Pico 2」には、ArmコアとRISC-Vコアを搭載した独自開発マイコン「RP2350」が搭載されています。RISC-Vコアを簡単に使えて面白そうだったので、実際にRP2350のRISC-Vコアを使ってLチカを実行してデバッグも試してみました。 Raspberry Pi Pico 2 – Raspberry Pi https://www.raspberrypi.com/products/raspberry-pi-pico-2/ GitHub - raspberrypi/pico-examples https://github.com/raspberrypi/pico-examples?tab=readme-ov-file ・目次 ◆1:用意する物 ◆2:LチカのコードをRISC-Vコア向けにビルドする ◆3:デバッグ環境を構築 ◆4
Raspberry Pi財団は、オンラインでペイントアプリをカスタマイズしながらPythonの基礎を学習できる「Paint with Python」を開発し、Raspberry Pi公式ブログで紹介した。 Scratchのように、テキスト入力しなくてもマウス操作などでプログラミングできるビジュアルプログラミング言語とは違い、Pythonなどテキストベースのプログラミング言語では、ソフトウェアのインストールに関する知識やある程度のタイピングスキルが必要で、新しい構文を覚えて慣れる必要もある。 しかし、Pythonの構文はシンプルで、実行できるコードを少ない行数で書けることもあり、テキストベースのプログラミングを始めたい人たちにとっては理想的なツールといえる。そこで、Pythonを初めて学ぶ子供や若者向けに開発されたオンライン教育アクティビティーがPaint with Pythonだ。
Raspberry Pi財団は、新型マイコンボード「Raspberry Pi Pico 2」(以下、Pico2)を2024年8月に発表しました。すでに国内のECサイトでも販売開始し、手元に届いたばかりの方や、これから使い道を考えるという方もいるのではないでしょうか。 Pico 2の特徴や前モデルとの性能比較、Maker向けのポイントについて、「これ1冊でできる!ラズベリー・パイPicoではじめる電子工作 超入門」などのラズパイ関連の著書がある米田聡さんが紹介します(編集部)。 Raspberry Pi Pico 2を使ってみよう 2024年8月に、Raspberry Pi財団からマイクロコントローラー(以下、マイコン)製品の第2弾となる「RP2350」と、それを搭載したマイコンボード製品Pico 2が発表されました。8月下旬に出荷が始まり国内販売もスタートしていますので、すでに入手している
現地時間の2024年10月7日、シングルボードコンピューターを開発するRaspberry Piが公式microSDカードとなる「Raspberry Pi SD Cards」を発表しました。Raspberry Piが公式からmicroSDカードを発売する理由は、最新のRaspberry Pi OSでRaspberry Pi 5がクラス2(A2)のSDカードに対応したためです。 Raspberry Pi SD Cards and the Raspberry Pi Bumper: your new favourite accessories - Raspberry Pi https://www.raspberrypi.com/news/sd-cards-and-bumper/ ◆Raspberry Pi SD Cards シングルボードコンピューターのRaspberry Piでは、ストレージにS
シリアル通信拡張ボードは、Raspberry PiのGPIOに設定されているUSARTポート×4を使って、さまざまなシリアル通信を実装する拡張基板だ。プラガブル端子台のシリアルポートを2系統増設する「2-Serial Ports HAT」、4系統増設する「4-Serial Ports HAT」、8系統増設する「8-Serial Ports HAT」の3タイプのHATを提供する。 2-Serial Ports HATの基板サイズは93×13mmとスリムで、Raspberry Piの40ピンGPIOコネクターに接続し、RS232とRS485ポートの増設ができる。各ポートのアクティビティを表示するステータスLEDを備える。 4-Serial Ports HATは、RS232×2とRS485×2もしくはRS232×3とRS485×1の増設ができ、設定の切り替え用DIPスイッチとRaspberry
ソニー子会社でイメージセンサー事業などを手掛けるソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は9月30日、英Raspberry Pi財団と共同開発したAIカメラを発売すると発表した。財団の手掛けるシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」に対応し、画像データを活用したエッジAIソリューションの開発を効率化できるという。希望小売価格(税別)は70米ドル(約9900円)。 搭載するのは、チップ上で画像のAI処理ができるSSSのイメージセンサー「IMX500」。有効約1230万画素で、AIに特化した信号処理を担うプロセッサと、AIモデルを書き込めるメモリを備えている。一般的に画像データを活用したAIソリューションを開発するには、GPUなどカメラ以外のモジュールが必要になるが、IMX500単体でAI処理を実行できるため、カメラとRaspberry Piのみで開発ができるという。 「R
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