厚底シューズ 陸上長距離界で驚異的な好記録の一因として話題を呼び、規制の有無が議論されていた米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズ。 世界陸連は31日、現在市場に流通しているものは引き続き使用できるとの見解を明らかにしました。 ということは、今夏の東京五輪でも利用できるということです。 世界陸連によると、選手や科学、法律の専門家らによる委員会が調査を進め、好記録を演出するナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズなどを調査してきた。 長距離走では底が薄くて軽い靴が適しているとされてきたが、ナイキの厚底シューズは「常識」を覆しました。 反発力の強いカーボンファイバーのプレートは軽くてクッション性のある素材で、挟むことによって靴底のクッション性と反発力を両立させた新しい概念。 一方、世界陸連は競技規則第143条で、シューズについて「使用者に不公平となる助力や利益を与えるようなものであって