G1馬ノンコノユメが、2歳から10歳まで走り続けた現役生活に幕を下ろすことになりました。 2018年フェブラリーSや2015年ジャパンダートダービーなど通算6つのタイトルを獲得したダート界の雄。JRAの加藤征弘厩舎から大井の荒山勝徳厩舎<小林>に移籍したのは2019年の夏で、G1馬の南関東競馬への移籍は大きなニュースになりました。 真島大輔騎手を主戦に、移籍初戦の帝王賞は3着。2戦目のサンタアニタトロフィーは南関東所属として重賞初制覇を飾り、フェブラリーS以来となる1年5か月ぶりの肩掛け。「これからがノンコの夢の第二章だと思っています」という荒山調教師のコメントも印象的でした。 それ以降もダートグレード競走に挑戦し続け、2019年の東京大賞典2着、2021年の帝王賞2着。今年6月29日の帝王賞(6着)は地方競馬の大将格として古巣・中央勢に果敢にに立ち向かい、結果的にはラストランになりました