3日午前6時35分ごろ、茨城県美浦村美駒の日本中央競馬会(JRA)「美浦トレーニングセンター」で、調教師蛯名信広さん(56)=同村興津=が調教中の競走馬に胸をけられて死亡した。JRAによると、調教中の事故で調教師が死亡したのは初めて。 県警稲敷署によると、蛯名さんはセンター内の自由飛越場で、馬の左後方に付いて調教。馬が障害物を飛び越えるのを拒否して立ち止まったため、ロープで尻をたたいたところ、突然暴れ出したという。死因は胸を強くけられたことによる心肺停止。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕時代を駆け抜けた名馬列伝