※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 主人公の最上(もがみ)だけが、「自分はこの漫画に出ている登場人物」だと知っている、メタフィクション漫画が不思議な味わいです。作者は漫画家の松木いっか(@IKKA_neko)さん。 最上だけが「第四の壁」を見透かし、“こっち”の世界を意識して動く【漫画を先に読む】 川辺でのんびりダベって過ごす最上。隣では友人の伊達(だて)が漫画に憧れて、「転生してぇ~~~~!」などと騒いでいます。 「転生なんかする必要ないだろ」と素っ気なく返事をすると、最上は急に我々読者を指さします。「だってそもそも俺ら漫画の中のキャラクターだし」と。さらには「ほら、俺らのこと見てる人いるだろ」と、唐突に世界の理(ことわり)をバラし始めました。こっち見んなし。 「うそだぁ景色とかすげぇリアルだぜ」と反論されれば「写真(を取り込んだ背景)」、「なんで俺は漫画だと気付け