並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

エルピーダの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • エルピーダ戦記 異色の経営者坂本幸雄氏と、ある半導体メーカーの盛衰|おじさん 半導体

    新しく始まる物語、終わりを告げる物語 2月24日、熊本は熱狂に包まれていた。日本政府の支援を受け、TSMCがソニーやデンソーといったクライアントとともに建設を進めている半導体工場JASM、"Japan Advanced Semiconductor Manufacturing" の開所式が行われたのだった。大勢の報道関係者が見守る中、岸田総理大臣からお祝いのビデオメッセージが寄せられ、台湾からはTSMC創業者にして半導体業界の生きた伝説モリス•チャンが足を運ぶ。日本の半導体産業復活の鐘が、熊本から鳴り響こうとしている。 熊本で熱狂的なイベントが行われる少し前の2月14日。1人の男がひっそりと世を去った。彼の名前は坂本幸雄。日本の半導体史上で最も異色の経営者。ある時は日の丸半導体の救世主と崇められ、またある時は売国奴と罵られた。 今日2月27日は彼が全力で経営し、世界一の夢を見た半導体メーカー

      エルピーダ戦記 異色の経営者坂本幸雄氏と、ある半導体メーカーの盛衰|おじさん 半導体
    • 【半導体】生成AIで「チップのカンブリア爆発」が始まる

      私が経済記者として歩み出したのは2006年。 最初に担当業界として割り当てられたのが、半導体でした。 その頃の日本の半導体企業の共通テーマは「打倒、サムスン」。 東芝も、今はなきエルピーダも、トップがこの御旗を掲げていました。 日本の半導体メーカーは、1980~90年代の猛烈な強さを失ってはいましたが、まだかろうじて世界上位に食い込んでいました。 この地位を守れるか。 存亡が問われた結果、悲しくも敗退していったわけです。 この当時、あるイベントに登壇したTSMC創業者のモリス・チャン氏は、日本企業に向けてこのような趣旨の話をしています。 「日本は半導体の製造にこだわるな。 TSMCという半導体受託製造の専業企業(ファウンドリー)が成立するのは、顧客である設計専業(ファブレス)があるからだ。 設計専業は主に米国の企業で、非常に成功している。 日本も製造ではなく、設計専業をやるべきだ」 この言

        【半導体】生成AIで「チップのカンブリア爆発」が始まる
      • あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco エルピーダを見殺しにしたのは民主党政権だからなあ

        • 「半導体のプロ」坂本幸雄氏はなぜ中国に賭けたか

          日本の半導体業界では珍しい「プロ経営者」だった坂本幸雄氏が2月14日に死去した。日本テキサス・インスツルメンツ(TI)副社長などを経て、エルピーダメモリ(現マイクロンメモリジャパン)を一時的とはいえメモリーの世界大手に導いた手腕は広く知られている。 2012年にエルピーダが経営破綻した後は表舞台から遠ざかったが、死去するまで中国の半導体メーカーで経営者としての復権を目指していた。 「日本企業が日本メディアの報道をうのみにして、中国との交流を避けるのはよくない」。坂本氏は2023年7月、深圳市昇維旭技術(スウェイシュア)最高戦略責任者(CSO)の肩書で、筆者が勤務する桜美林大学で講演した。同社はメモリーの一種であるDRAMへの参入を目指す中国の国有企業で、坂本氏は2022年6月に入社していた。 坂本氏は取材や講演で持論を述べるのが好きだったが、スウェイシュアへの入社以降は控えていた。中国のハ

            「半導体のプロ」坂本幸雄氏はなぜ中国に賭けたか
          • 日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由/湯之上隆氏(技術経営コンサルタント)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース

            日本はなぜ同じ過ちを繰り返すのだろう。 「日の丸半導体」などと囃され1980年代には世界シェア1位を誇っていた日本の半導体産業が、今日、見る影もないほどまでに凋落している。かつて世界シェアの8割を誇っていたDRAMでは、韓国サムスンや台湾TSMCとの価格競争に完膚無きまでに敗れ、日本は製造そのものから撤退してしまっている。 半導体は今日、パソコンやスマホなどのIT製品を始め、エアコン、電子レンジなどの家電製品、そして自動車から兵器にいたるまで、あらゆる電子機器に使われている。単純計算でも世界で1人当たり年間平均138個の半導体を購入している。実際は先進国の方が途上国よりも遙かに多くの半導体製品を利用していることを考えると、先進国では1人あたり少なく見積もっても500個程度、金額にして3万5,000円から4万円分もの半導体を、われわれ1人1人が毎年購入している計算になる。それだけ広く利用され

              日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由/湯之上隆氏(技術経営コンサルタント)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
            1