全国の各地域には、都市部とは異なる資源を活かすことで、自らの事業のみならず、地域全体のポテンシャルを底上げしている経営者がいる。そんな共存共栄を実現している新しいスタイルの“地方の虎”を、稀人ハンター・川内イオが発掘するシリーズ連載。#4では、静岡県・天竜川の近くで、障害者が活躍できる「ユニバーサル農業」を開発した虎を追う。農業の常識を疑い、“誰もが働ける仕組み”作りに特化することで年商を6.5倍に成長させた挑戦は、どのように行われたのか? ビジネスパートナーとして障害者を雇用する農園農園の求人に応募してくる障害者「おれは薄っぺらい人間だな」と感じた日目からウロコの「下敷き」人生を変えたオランダの出会い新市場を拓いた「ミニちんげん」「ゆっくりやっていい仕事」を生み出す16歳から86歳まで働く農園農業は「周回遅れの最先端」