最近はあまり庭いじりができていないため、今回も近所で見かけた植物の話題で失礼します。今回取り上げるのはこちら。 秋の味覚の一つとしても知られる自然薯のむかごです。里芋のようなほくほくとした食感が特徴で、私も実家に住んでいた頃は塩茹でにしたり、炊き込みご飯に入れたりして食べていました。現在住んでいる地域では自然薯自体あまり見かけないため、見かけた途端少し懐かしい気分になりました。 さて、一見すると種のようにも見えるむかごですが、種とむかごの違いは一体何なのでしょうか?今回はむかごの正体について少し掘り下げてみようと思います。 むかごの概要 むかごの正体は? 種とむかごの違いは? むかごの概要 むかごは植物の器官の一つで、栄養を蓄えて肥大化した部分のことを指します。主に地上部に形成され、自然薯の場合は葉の付け根で見かけられます。種芋のような機能を持つため、地上に落ちたむかごは翌年発芽します。