ピラティスインストラクターであり、ヘアターバンデザイナーの宮井典子さん。全身性エリテマトーデス(SLE)患者としてメディアで啓蒙発信しながら、心地よい暮らしと働き方を模索しています。そんな宮井さんによるエッセイ連載『"生きる"を綴る』、今回は第4回目です。 先月、宣言した通り、インストラクター復帰に向けてピラティスを再開したものの、体力がなさすぎてピラティスの"ピ"までたどり着いていないというわたしの体。 実は、再燃(体調を崩す前)のときよりも下肢の筋肉が著しく低下していて、思ってる以上に日常生活の様々な場面で不便さを感じています。 悩ましい筋肉の低下について、この場を借りてみなさんとシェアしたいという想いで書きました。 聞き慣れない言葉も出てくると思いますが、ぜひ最後まで読んでいただき、いち当事者の日常を知ってもらえたらと思います。 これはステロイド治療に伴う筋萎縮、すなわち「ステロイド