PRIDE、DYNAMITE、イノキボンバイエ。大晦日に民放各局がこぞって格闘技番組を放映していたことが嘘のように、お茶の間から格闘技が消えて久しい。もちろん、総合格闘技の草分け的存在であるUFCは変わらず隆盛を誇り、そこを舞台に活躍する日本人の有力選手も増えている。が、熱心に格闘技情報を追い続けている一部のマニア以外の層に、この手の情報が届くことはなく、「総合格闘技ってオワコンでしょ?」という認識を持っている人が大半なのが現状だ。 そんな状況のなか、久々ともいえる新格闘技イベント『巌流島』の“公開検証”が、2月28日(土)、ディファ有明にて開催された。大会のコンセプトは「公平な異種格闘技戦の実現を目指し、空手やボクシングだけでなく、柔道や相撲といった日本古来の武道家が活躍できるようなルールを確立していく」というもの。このイベントは、CSフジ『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』という