郵船クルーズの豪華客船「飛鳥Ⅱ」(5万142㌧)が25日、函館港に寄港した。今シーズン1隻目のクルーズ船寄港で、港湾関係者らが歓迎。さまざまなオプショナルツアーが用意され、乗客らは同日夕方までの滞在中、市内近郊の観光を楽しんだ。 同船は2006年の就航から10年目を迎え、函館寄港は通算33回目。初代「飛鳥」時代から数えて80回目の節目となった。9月にも函館寄港を予定している。 JTBのチャータークルーズ「春の日本一周」として22日に名古屋、23日に横浜を出発。仙台を経由して函館入りし、京都、愛媛、宮崎に向かう。今回、函館から乗船可能な商品「函館市民クルーズ」が販売され、18人の申し込みがあったという。 船内でのセレモニーで、函館地区クルーズ振興協議会長の勝木正裕函館運輸支局長は「函館の多くの観光資源、魅力を出港まで存分に楽しんで」と歓迎。函館側から節目の寄港を記念し、北島三郎さんの名曲「函