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  • 最終日を迎えた「RTA in Japan SUMMER 2023」を振り返る。直接寄付だけで860万円が集まり,今冬の開催も決定

    最終日を迎えた「RTA in Japan SUMMER 2023」を振り返る。直接寄付だけで860万円が集まり,今冬の開催も決定 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 2023年8月10日より開催されていた「RTA in Japan SUMMER 2023」が,本日(8月15日)をもって最終日を迎えた。 「RTA in Japan」は,RTA(Real Time Attack:実時間に基づいたタイムアタック)をフィーチャーしたチャリティイベントだ。配信や関連グッズから得た収益から税金を差し引いた額が,“国境なき医師団”へ寄付される。なお今回は,全種目終了の時点において,直接寄付だけで860万円が集まったとのこと。 今回の会場となったのは東京・麹町のnote place。ライブ配信がTwitchで行われ,アーカイブがTwitchおよびYouTubeで公開されている。出走タイトルは約100本で,過

      最終日を迎えた「RTA in Japan SUMMER 2023」を振り返る。直接寄付だけで860万円が集まり,今冬の開催も決定
    • 西 和彦氏,アカシックライブラリーで「MSXマガジン」を無料公開。全巻掲載を目指すことを明らかに

      西 和彦氏,アカシックライブラリーで「MSXマガジン」を無料公開。全巻掲載を目指すことを明らかに 編集部:松本隆一 アスキー創業者の1人で,MSXの提唱者でもある西 和彦氏は本日(2023年10月1日),電子書籍の出版社で,自らが代表取締役社長を務めるアカシックライブラリーで,「MSXマガジン」を公開したと発表した。会員登録が必要だが,無料で読むことができる。 お知らせ いろいろと不具合を解消して、 MSXマガジンがアカシックライブラリーで掲載されましたhttps://t.co/FmQZ7NNIUr 今後随時掲載を増やしていきます 読むのは無料です プリントはAMAONのPODになる予定です— 西 和彦 Kazuhiko Nishi (@nishikazuhiko) October 1, 2023 「MSXマガジン」は,1983年10月に創刊されたMSX専門の月刊誌で,ゲームだけでなく,技

        西 和彦氏,アカシックライブラリーで「MSXマガジン」を無料公開。全巻掲載を目指すことを明らかに
      • 「ファミコン互換機」は,なぜそこにある? 世界初の本格的な非公認ゲーム互換機データベース「アノウソライズン」が伝えるもの

        「ファミコン互換機」は,なぜそこにある? 世界初の本格的な非公認ゲーム互換機データベース「アノウソライズン」が伝えるもの ライター:hally 巷にあふれるファミコン互換機。「手軽で助かる」という人もいれば,「再現性がいまいち」とお嘆きの人もいることと思うが,何にしても互換機のある風景は今やすっかり珍しくなくなった。かつては知る人ぞ知るマニアックな商品であり,もっと遡ればそもそも公に言及することすらはばかられる“海賊版”だったりもしたわけだから,隔世の感がある。 では,これらの互換機を作っているのは,そもそも何者なのだろうか。一体いつ頃,どこで,どのようにして互換機が生み出され,どういう経緯で広く流通するようになったのだろうか。私達はいまだ多くを知らずにいる。 ゲーム史の裏側で,決して讃えられることなく成長してきた鬼子たち。偉大なゲーム機が発売40周年を迎えた本日,改めて彼らの歴史について

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        • [CEDEC 2023]「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」聴講レポート。開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ

          [CEDEC 2023]「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」聴講レポート。開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」で,「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」と題された講演が行われた。ソフトウェアを作る前に一歩立ち止まり,必要になるテストについて打ち合わせをすれば,コストや手間を削減できるという。ソフトウェアのテストといえば,完成後に行うものというイメージがあるが,その前に行うべきテストとは,どのようなものなのだろうか? 開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ 10X / B-Testing Qualityチームの風間裕也氏 講演を行ったのは,10X / B-Testing Qualityチームの風間裕也氏。ソフトウェアのテストに関す

            [CEDEC 2023]「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」聴講レポート。開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ
          • 伝説的PBM「蓬莱学園の冒険!」の資料公開を目的とするクラウドファンディングが本日開始。成功の暁には小説やTRPGの新展開も?

            伝説的PBM「蓬莱学園の冒険!」の資料公開を目的とするクラウドファンディングが本日開始。成功の暁には小説やTRPGの新展開も? 編集部:touge 1990年にサービスされた伝説的PBM「ネットゲーム‘90 蓬莱学園の冒険!」(以下,蓬莱学園)の保管資料公開を目的とするクラウドファンディングが,CAMPFIREにて本日(2023年9月8日),スタートした。 CAMPFIRE「蓬莱学園の冒険!」保管資料公開計画プロジェクトページ 蓬莱学園は遊演体が運営を手がけ,1990年のまる1年をかけて展開されたPBM(プレイバイメール)作品だ。舞台となったのは,東京のはるか南に浮かぶ宇津帆島にあるとされる全寮制の巨大高校・蓬莱学園。同校に入学した生徒の一人となったプレイヤー達は,学内の政治闘争や武力抗争,猟奇的な事件に地下世界の秘密といった,混沌を極める騒動へと巻き込まれていった。インターネットどころか

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            • [CEDEC 2023]コーエーテクモ襟川陽一氏へのインタビュー。創業からおよそ半世紀を経て,世界一になる設計図が見えてきた

              [CEDEC 2023]コーエーテクモ襟川陽一氏へのインタビュー。創業からおよそ半世紀を経て,世界一になる設計図が見えてきた 編集部:荒井陽介 2023年8月23日から25日まで開催されたゲーム開発者会議のCEDEC 2023で,コーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏が,「シブサワ・コウのゲーム開発」と題した講演を行った。 襟川氏の生い立ちや,光栄(当時)を立ち上げることになったきっかけ,ゲーム開発や経営にかける思いなどが語られた講演の模様はすでにレポートしているが,本稿ではその講演の直後に行った襟川氏へインタビューの模様をお届けしよう。短い時間ではあったが,講演で話された事柄について,さらに詳しく聞いているので,講演のレポートを確認しながら読み進めてほしい。 関連記事 [CEDEC 2023]シブサワ・コウの目標は「もっともっと面白いゲームを作りたい」 クリエイターに「

              • 【ゲームクリエイター街歩き:セガ大鳥居駅編】旧本社,2号館,3号館など,どんどん事業所が増えていった思い出の場所を巡る

                【ゲームクリエイター街歩き:セガ大鳥居駅編】旧本社,2号館,3号館など,どんどん事業所が増えていった思い出の場所を巡る ライター:大陸新秩序 ライター:黒川文雄 企画構成・取材:黒川文雄 ライター・撮影:大陸新秩序 人が生きてきた場所には,さまざまな思い出が生まれ,想いが生まれる。それは人と人とのつながりとなって,“モノ”が生まれ,“コト”が生じる。 不定期連載としてスタートする「ゲームクリエイター街歩き」は,かつてゲーム会社のあった街を訪ね歩き,ビデオゲームとそこに生きた人々の思い出,そして今を辿るというものだ。ゲームの歴史はよく語られるものだが,それを作ったゲーム会社にも,そこでゲームを作っていた人たちにも,もちろん歴史がある。その地にゲーム会社があった頃,そこに務める人々がいて,何かが生まれ,育ち,旅立っていった。そんな場所を,改めて巡ってみようというのが本連載の趣旨となる。 第1回

                  【ゲームクリエイター街歩き:セガ大鳥居駅編】旧本社,2号館,3号館など,どんどん事業所が増えていった思い出の場所を巡る
                • 凄腕のプレイヤーが集うRTAの祭典「RTA in Japan Summer 2023」が開幕。運営チームにその意義や展望を聞いてみた

                  凄腕のプレイヤーが集うRTAの祭典「RTA in Japan Summer 2023」が開幕。運営チームにその意義や展望を聞いてみた ライター:稲元徹也 ゲームプレイのスタートからクリアまでの実時間を競うRTA(Real Time Attack)のオフラインイベント「RTA in Japan Summer 2023」が,2023年8月10日にスタートした。会場となったのは東京・四谷のイベントスペース「note place」で,会期は8月15日までの6日間だ。 「RTA in Japan Summer 2023」の会場となった,東京・四谷の「note place」 「RTA in Japan Summer 2023」イベントページ 腕に覚えのあるRTA走者が一同に会し,各々の得意とするゲームのプレイを披露するこのイベント,今回は新旧合わせて約100タイトルが選定され,10日正午のイベント開始

                    凄腕のプレイヤーが集うRTAの祭典「RTA in Japan Summer 2023」が開幕。運営チームにその意義や展望を聞いてみた
                  • [インタビュー]SC-3000&SG-1000発売40周年! セガハードを支えた石川雅美氏,奥成洋輔氏,堀井直樹氏がセガハード史を語る

                    [インタビュー]SC-3000&SG-1000発売40周年! セガハードを支えた石川雅美氏,奥成洋輔氏,堀井直樹氏がセガハード史を語る 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 本日(2023年7月15日)は,セガ・エンタープライゼス(当時)からホビーパソコン・SC-3000および家庭用ゲーム機・SG-1000が発売されてから40周年を迎える節目の日となる。 今日の4Gamerには赤くて白いゲーム機の記事が何本か載っているはずだが,そんなことよりセガハードである。ドリームキャスト,セガサターン,メガドライブ……それらの始祖たるSC-3000&SG-1000こそ,我らが本日の主役。7月15日はセガハード記念日であり,それ以外の大抵のことは些事である。あっちの記事の機材提供も筆者だったりはするが,それはそれ,これはこれだ。 これを機に,改めてセガ8bitハード時代の裏側を探るべく,SG-1000IIか

                      [インタビュー]SC-3000&SG-1000発売40周年! セガハードを支えた石川雅美氏,奥成洋輔氏,堀井直樹氏がセガハード史を語る
                    • [TGS2023]なんと「Oh!X」が令和によみがえる。“あの”タイトルも付録で収録

                      [TGS2023]なんと「Oh!X」が令和によみがえる。“あの”タイトルも付録で収録 編集長:Kazuhisa というわけで,東京ゲームショウ会場の4Gamerブース(ホール5 N-07)に,X68000 Zブースが併設されているわけだが(スコアアタックぜひやっていってくださいね),初日である本日9月21日,そこに来た業界関係者が目にしたかもしれないパネルがこちらだ。 関連記事 TGS2023の4Gamerブースでは製品版「X68000 Z」を会場限定STGとあわせて出展。ハイスコア上位10名にX68000 Z実機などをプレゼント 千葉県・幕張メッセで2023年9月21〜24日(一般公開日は23,24日)に開催される「東京ゲームショウ2023」へ,今年も4Gamerが出展する。昨年に引き続いて瑞起の「X68000 Z」を展示するが,今年は会場限定のシューティングゲームをプレイ可能だ。 [2

                        [TGS2023]なんと「Oh!X」が令和によみがえる。“あの”タイトルも付録で収録
                      • 40周年を迎えたファミコンのハードを懐かしんでみる。ビデオゲームの楽しさを教えてくれた,赤と白の可愛いヤツ

                        40周年を迎えたファミコンのハードを懐かしんでみる。ビデオゲームの楽しさを教えてくれた,赤と白の可愛いヤツ ライター:箭本進一 任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)が,本日(2023年7月15日)40周年を迎えた。“日本の家庭用ゲーム機の歴史は,ファミコンなくして語れない”と言えるほど重要なハードだが,なにせ40年前なので,今や現物を見たことがない,そもそもよく知らないというゲーマーも多くなってきているのではないだろうか。 ファミコンが発売されたのは,1983年7月15日のこと。当時の価格は1万4800円だった。同時発売ソフトは「ドンキーコング」「ドンキーコングJR.」「ポパイ」の3本で,価格は3800円だ。当初,ソフトは任天堂からのみ発売されていたが,「ロードランナー」でハドソン,「ギャラクシアン」でナムコがサードパーティとして参入。いろいろなメーカーのソフトが楽しめるようになっ

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                        • [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」

                          [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」 編集部:Junpoco 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の初日,アートユニットで株式会社でもある明和電機の,アーティストかつ代表取締役の土佐信道氏によるセッション「明和電機・完全攻略セミナー」が行われた。 アートにマスプロダクション(大量生産),おもちゃに音楽。さまざまな活動をする明和電機のこれまで――土佐氏の言葉を借りると「こんな変なものを作って,なぜ30年も生きてやってこれたのか」や,大ヒット製品となった電子楽器「オタマトーン」の製作話をとおし,アートとプロダクト両方に重要となる“機能性と呪術性”が語られたセッションをレポートしよう。 「……ゲームに関係ある?」といった内容に受け取れるかもしれないが,ゲームを作る人

                            [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」
                          • 見せる収納で解決! 100均や無印良品のアイテムを使った推しグッズの飾り方まとめ #ソレドコ - ソレドコ

                            お気に入りの推しグッズは見せる収納で眺めてニヤニヤしたい!そんなオタクにおすすめのディスプレイ方法を紹介します。ぬいぐるみやアクスタ、缶バッジ、ポストカードなどを飾る方法をまとめました。 愛&時間とともに増えていくオタクグッズ、皆さんどう収納していますか? 部屋にオタク感を出したくないという方もいれば、インテリアとして部屋にディスプレイして楽しんでいる方もいますよね。 今回は、オタクグッズを部屋にかわいく飾りたい! 推しに囲まれて暮らしたい! と「見せる収納」を求める方にぴったりな収納グッズをソレドコ編集部がリサーチ。 缶バッジ、ぬいぐるみ、アクリルスタンドなどのグッズを飾るアイデアや、ダイソー、無印良品、IKEA、楽天、ニトリなどで簡単にオンライン購入できるものを中心に、"朝起きて一番に推しの顔を見たい!"という「見せる収納派のアイドルおたく」千紘が紹介していきます。 【この記事はこんな

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                            • [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート

                              [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート 編集部:Junpoco 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の最終日,「QA事業立ち上げ直後の組織で約3年テスト自動化推進に取り組んだこと」というセッションが行われた。ゲームの開発現場における,QA(Quality Assurance。品質保証)事業やテスト自動化をテーマにした同セッションのレポートをお届けしよう。 講演者として登壇した花房輝鑑氏は,ディー・エヌ・エーの品質本部品質管理部QC第一グループで,プロダクト・サービスの品質管理に従事している。2023年のディー・エヌ・エー入社以前からおよそ20年,非ゲーム企業を含むWebやスマホアプリなどのテストにかかわってきた,品質管理,品質保証のベテランだ。 本セッションでは,ディ

                                [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート
                              • [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート

                                [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート ライター:大陸新秩序 2023年8月23日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「コンピューターエンターテインメント領域における生成AIの利用と法律・知財・契約」が行われた。 本セッションには,STORIA法律事務所のパートナー弁護士である柿沼太一氏が登壇し,生成AI(主に画像生成AI)をコンピューターエンターテインメント領域にて利用する場合の法律や知財,契約上の留意点について解説した。 生成AIと著作権に関する論点一覧 本セッションの冒頭で,柿沼氏は生成AIの著作権に関する論点がほぼ 「AI開発・学習と著作権侵害」 「AI生成物の生成・利用と著作権侵害」 「AI生成物と著作物性」 の3つであることを指摘。それぞれを

                                  [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート
                                • [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」

                                  [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」 ライター:大陸新秩序 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「この1時間でゲーム実況業界の全てがわかる!?ゲーム実況の過去・現在・未来【2023年版】〜大きいコミュニティと小さいコミュニティを作り分けろ!」が行われた。 本セッションには,ゲーム実況業界を独自に分析している中田朋成氏と,長年ゲーム実況の現場でプロとして活動しているスタジオNGCのえどさん”こと江戸清仁氏(以下,えどさん”)が登壇。ゲーム実況の歴史の振り返りや関連人物・組織紹介などを行いながら,さまざまな事例を通して得た「ゲーム実況の可能性」について,私見を交えつつ語られた。 左から中田朋成氏,えどさん”こと江戸清仁氏 ゲーム実況の歴史(抜粋) セッ

                                    [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」
                                  • 缶バッジ収納を実践!ダイソーなど100均や無印で便利なアイテムは? #ソレドコ - ソレドコ

                                    缶バッジ収納に便利なファイルやケースなどのアイテムを実際に試してレビューしました。「57mm」と「75mm」のサイズ別に、ダイソーなどの100均、無印良品などで買える便利なアイテムを紹介します。 オタ活・推し活グッズの代表格である缶バッジ。集めるのは楽しいですが、推しへの愛情のままに購入し続けると、どうにも困るのが「収納」問題。 汚れないよう保管したいけど、すぐに見返せる手軽さは譲れない。サイズが違うバッジを効率よく整理したい……などの悩みがある中、「結局どのアイテムを使えばいいの?」と迷ってしまうこともあるでしょう。 そこで今回は、缶バッジの整理に悩んでいる方のために、主流といわれる「57mm」と「75mm」両方のサイズの収納に役立つアイテムを集めてみました。 【この記事はこんな人におすすめ】 缶バッジが増えて収納に困っている 缶バッジのサイズがバラバラ。でもうまく収納したい 缶バッジを

                                      缶バッジ収納を実践!ダイソーなど100均や無印で便利なアイテムは? #ソレドコ - ソレドコ
                                    • [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる

                                      [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる 編集部:Junpoco CEDEC 2023の最終日(2023年8月25日),「振動のフォーリー録音!? サウンド技術で振動攻略 〜音と振動はだいたい同じ〜」というセッションが行われた。 Nitendo SwitchのJoy-Conの特徴であるHD振動,PS5のDualSenseが特徴とするハプティックフィードバックなど,現行のゲーム機のコントローラには,技術進化によってさまざまな振動の表現が可能となっている。 その振動の表現について,ゲーム開発の現場では「サウンド部で振動やってよ」ということがよくあると話すのが,同セッションの講演者であるスクウェア・エニックス サウンド部のサウンドプログラマである山本雄飛氏。なお,山本氏によると「

                                        [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる
                                      • [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり

                                        [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり ライター:箭本進一 頑張ろうともがくうちにストレスが溜まっていき,やがては働けなくなってしまう。メンタルヘルスの維持は職種を問わず大きなテーマである。ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の2日目となる2023年8月24日に講演「クリエイティブな現場における休職者の過去例と入社時のメンタルヘルスケア」が行われ,サイバーコネクトツーでの取り組みの実例が紹介された。 ●「クリエイティブな現場における休職者の過去例と入社時のメンタルヘルスケア」登壇者一覧 ・吉満美希氏:サイバーコネクトツー 業務部 ゼネラルマネージャー ・百武由実子氏:サイバーコネクトツー 業務部 企画課 チーフ 写真左から,吉満美希氏(サイバーコネクトツー 業務部 ゼネ

                                          [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり
                                        • コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた

                                          コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた 編集部:ito ファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどを中心とした昭和のレトロゲーム。以前から,リアルタイムで遊んでいた層やマニア,コレクターなどが買い集めたりしていたが,ここ数年は海外の人からの人気も高い。 またTVのゲームバラエティ番組や,ゲーム配信者の実況プレイで扱われることもあってか,最近はZ世代をはじめとする若い人が,買い求めてプレイすることもあるようだ。 レトロゲームを取り扱っているのは,専門店である駿河屋やスーパーポテトなどが有名だろう。また,専門店にはラインナップが劣るものの,さまざまな中古品の買取や販売を行っている,ハードオフやブックオフなどでも,レトロゲームのコーナーを見かけることがある。 ブックオフにおいては,本格的に参入したのはここ数年内のこと

                                            コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた
                                          • [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート

                                            [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2023」がスタートした。2023年8月23日に行われた講演「Impact of the AI era on Video Game Development/AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」では,Bandai Namco StudiosのCTOであるマーセロン・ジュリアン氏が登壇。AIをゲーム開発に活用する実例や,今後の発展についての予想を語った。 Bandai Namco StudiosのCTOであるマーセロン・ジュリアン氏 ■AIの進歩が,ゲーム開発を大きく変えていく AIによる「超知性」が10年以内に達成されようとしている現在は,すべてのプレイヤーとデベロッパーにとって良い時代であ

                                              [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート
                                            • [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート

                                              [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート 編集部:Junpoco 2023年8月23日に開幕したコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の初日,アニメ制作の現場で行われているR&D(Research and Development。日本語に訳すと「研究開発」)の取り組みをテーマとしたセッション「アニメR&Dの最前線:絵コンテ制作支援からルック開発、ゲームエンジン活用まで」が行われた。 ゲーム業界向けに,技術的,文化的に異なるアニメ業界のR&Dの状況をとおして,その事例が紹介されたセッションの模様をレポートしよう。 アニメR&Dを行う理由と重要性(小山裕己氏) セッションでは,共同研究を行うグラフィニカの小山裕己氏,小宮彬広氏,酒井邦博氏,アーチの加

                                                [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート
                                              • [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート

                                                [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート 編集部:Igarashi 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」で,エレメンツのゲームデザイナーである石川淳一氏が,講演「リアル世界のゲームデザイン」を行った。 本講演は,ARG(代替現実ゲーム)や周遊型の謎解きゲームなど,現実空間や実在するメディアを使ったゲームやエンターテインメントにおける“空間やメディアの活用方法とその注意点”を,過去の事例を交えながら伝えるというものだった。 なお,講演で取り上げられた事例は「今後のコンテンツ制作に生かせるよう,例題はできるだけ具体的に取り上げているが,他者の作品やチャレンジを批判する目的はいっさいない」としている。 エレメンツ ゲームデザイナーの石川淳一氏 石川氏によると,リアル

                                                  [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート
                                                • [TGS2023]コロナ禍でゲーム市場はどう変わった? Valve,カプコン,バンダイナムコが各社の視点で語った基調講演レポート

                                                  [TGS2023]コロナ禍でゲーム市場はどう変わった? Valve,カプコン,バンダイナムコが各社の視点で語った基調講演レポート ライター:蒼之スギウラ 2023年9月21日,日本最大のゲームイベント「東京ゲームショウ2023」の基調講演「ゲームが動く、世界が変わる。」が配信された。 ステージには,PCゲームファンにとってはお馴染みのゲーム配信サービス「Steam」を運営するValveのPierre-Loup Griffais氏と,Erik Peterson氏に加え,カプコンのWilliam Yagi-Bacon氏,バンダイナムコスタジオの原田勝弘氏が登壇。コロナ禍を経て生じたゲーム市場の変化など,それぞれの視点からゲーム業界の現状が語られた。 ■出演者 ●Steam Platform Engineering Team Pierre-Loup Griffais氏 ●Steam Busine

                                                    [TGS2023]コロナ禍でゲーム市場はどう変わった? Valve,カプコン,バンダイナムコが各社の視点で語った基調講演レポート
                                                  • [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる

                                                    [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる 編集部:荒井陽介 CEDEC開催初日の2023年8月23日,スクウェア・エニックスの森 友亮氏による講演「デジタルゲームのための自然言語処理(NLP) - ゲームの『ことば』のあそびかた」が行われた。 ChatGPTに代表される大規模言語モデルは,私たちが日常で使っているような言葉(自然言語)でコンピュータとやりとりすることを可能にしたが,それをゲームで活用すると,どんな機能が実現できるのか,注意するべき点は何なのか,といったことが語られた講演の模様をレポートしよう。 スクウェア・エニックス AI部 AIリサーチャー 森 友亮氏 森氏はまず,ゲームで自然言語が使えるようになったときに実現できそうな機能を提示した。 NPCとの会話では,「ここは●●の村です」といったような決まり切っ

                                                      [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる
                                                    • 「マッピー」「ドルアーガの塔」など名作10タイトルが登場。「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックを配信開始

                                                      「マッピー」「ドルアーガの塔」など名作10タイトルが登場。「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックを配信開始 編集部:maru バンダイナムコエンターテインメントは本日(2023年10月12日),同社のサウンドレーベル「Bandai Namco Game Music」より「マッピー」や「ギャラガ」といった「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックの配信を,各種配信プラットフォームで開始した。 本日リリースされるのは,「マッピー」「ホッピングマッピー」「リブルラブル」「トイポップ」「ドルアーガの塔」「イシターの復活」の6タイトル。10月19日に「ギャラガ」「ギャラガレギオンズ&ギャラガレギオンズDX」「ギャラガ'88」「ギャプラス」の4タイトルのサウンドトラックが配信予定だ。それぞれ13〜35曲が収録され,懐かしのサウンドをたっぷりと楽しめる。 「Bandai Namc

                                                        「マッピー」「ドルアーガの塔」など名作10タイトルが登場。「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックを配信開始
                                                      • [インタビュー]格ゲーストリーマーのミートたけしとは何者なのか? その中の人,ミュージシャンの川村 竜さんに聞いた

                                                        [インタビュー]格ゲーストリーマーのミートたけしとは何者なのか? その中の人,ミュージシャンの川村 竜さんに聞いた 編集部:TeT カメラマン:増田雄介 ベーシストとして20年以上,ジャズをはじめアニメの劇伴やゲーム音楽などの演奏や作・編曲で,業界内外から高い評価を得ている川村 竜さん。ここ数年は音楽活動のかたわら,格ゲーを中心としたゲーム実況配信者「ミートたけし」としての活動も活発に行っており,ときにはその鋭い舌鋒で物議を醸したりもしている。そんな川村さんに,近日,「4Gamerコラムニスト」の一人としてゲームやその周辺の話題について寄稿してもらうことになった。 そこで今回,そもそも川村さんはゲームに対してどのようなスタンスで触れているのか,どんな思いで配信活動を行っているのかなどを,自己紹介のような感じで語ってもらったので,その模様をお届けする。 川村 竜さん公式サイト 「好きなものは

                                                          [インタビュー]格ゲーストリーマーのミートたけしとは何者なのか? その中の人,ミュージシャンの川村 竜さんに聞いた
                                                        • 「サクラ大戦」「天外魔境」のクリエイター 広井王子氏の企画力や行動力の源とは。「黒川塾 九十二(92)」聴講レポート

                                                          「サクラ大戦」「天外魔境」のクリエイター 広井王子氏の企画力や行動力の源とは。「黒川塾 九十二(92)」聴講レポート ライター:大陸新秩序 2023年8月1日,トークイベント「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾 九十二(92)」が,東京都内で開催された。このイベントは,メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏がゲストを招いて,ゲームを含むエンターテイメントのあるべき姿をポジティブに考えるというものである。 今回のテーマは「王子降臨 広井王子再起動」。「サクラ大戦」シリーズや「天外魔境」シリーズなどを手がけたクリエイターの広井王子氏をゲストに迎え,そのキャリアやクリエイティブに対する思いについてトークを繰り広げた。 関連記事 幼少期から大人の世界で過ごし,「サクラ大戦」などの名作を生んだ広井王子氏の“暇つぶし” ビデオゲームの語り部たち:第36部 メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏によ

                                                            「サクラ大戦」「天外魔境」のクリエイター 広井王子氏の企画力や行動力の源とは。「黒川塾 九十二(92)」聴講レポート
                                                          • [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介

                                                            [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介 ライター:飛鳥 2023年8月23日,ゲーム開発社向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,「アラブ諸国のゲーム市場・産業,2023年の現状と将来 〜何故サウジアラビアは日本のゲーム会社の株を買い,ゲームに5兆円超を投資するのか?〜」というセッションが行われた。 近年サウジアラビアは,ゲームビジネスへ巨額の投資を行っていることで知られ,ゲーム業界でも大きな話題になった。しかし,巨額の投資を行う背景やアラブ諸国のゲーム市場・産業については情報収集が難しいことも多い。このセッションでは,大きく変化してきているアラブ諸国のゲームビジネスについて,実際の現地調査やヒアリング,最新のデータをもとに佐藤 翔氏が語った。 LUDiMUS代表取締役社長の佐藤

                                                              [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介
                                                            • [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート

                                                              [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート 編集部:Junpoco CEDEC 2023の最終日となる2023年8月25日,「みんながハッピーになる音楽著作権運用の最前線」と題されたセッションが行われた。 同セッションを担当するのは,ノイジークロークのマネジメント部ライツマネージャーの陣内優希氏と,同社の代表取締役CEOで音楽出版社「ココカラ」の代表も務める坂本英城氏の2名だ。 イベント運営や楽曲制作はもちろん,各々の立場で音楽著作権に向き合う両氏から,ゲーム業界の活性化につながる音楽著作権運用について語られた同セッションのレポートをお届けしよう。 ※なお,本セッションは権利買取など現行の制度を反対する意図はなく,また管理事業者の活用が解決手段であるという結論付けるものではない。あくまで運営

                                                                [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート
                                                              • [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること

                                                                [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること ライター:飛鳥 2023年8月24日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」が行われた。 登壇者は,NPO法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)理事の蛭田健司氏。全国に広がり,大きな効果を上げる事例も出てきた,ゲームによる地方創生について,基礎知識から最新事例などを交えつつ解説を行った。 まず蛭田氏は,現在の日本社会の問題と,ゲーム業界について説明した。日本社会の問題点として挙げられるのは,やはり“少子高齢化”。日本の人口は年々減少し,世界でも例のない速さで高齢化率は上昇しており,危機的状況であるとも言える。そして,この状況はゲーム

                                                                  [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること
                                                                • [TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう

                                                                  [TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう 編集部:YamaChan 東京ゲームショウ2023が本日(2023年9月21日),千葉・幕張メッセで開幕した。開催期間は9月21日から24日までとなっており,前半の21日と22日は業界関係者向けのビジネスデイ,後半の23日と24日は全国のゲーマーが集まる一般公開日となっている。 今回のテーマは“ゲームが動く、世界が変わる”。去年までのコロナ禍による規模縮小を乗り越え,今年は幕張メッセの1〜11ホール全館を使用するという,2019年から4年ぶりの本格開催だ。 さらに,東京ゲームショウ2023の舞台は現実世界の幕張メッセだけでなく,バーチャル空間にも広がっている。その名も「TOKYO GAME SHOW VR」。このバーチャル会場は公式サイ

                                                                    [TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう
                                                                  • 「ゾイド」40年間の集大成がここに。歴代機体500体以上が集結した圧巻の「大ZOIDS博2023」レポート

                                                                    「ゾイド」40年間の集大成がここに。歴代機体500体以上が集結した圧巻の「大ZOIDS博2023」レポート ライター:F5/菊地将平 大ZOIDS博2023実行委員会は,2023年10月7日から22日まで,東京ドームシティ内のギャラリー「Gallery AaMo」にて,玩具の「ゾイド」シリーズとメディアミックス作品の展覧会「大ZOIDS博2023」を開催する。 本展では,2023年にシリーズ40周年を迎えた「ゾイド」の歴代機体500体の実物が,玩具パッケージなどのビジュアルアートと合わせて展示される。さらに全国各地で開催されて好評を博した「40周年記念ZOIDS展」の,全展示品のリバイバル展示も実施されている。 また,壁一面を埋めるほどの超特大サイズで描かれている、上山道郎氏にの漫画「機獣新世紀 ZOIDS」の描き下ろしイラストや,mercy rabbit氏による壽屋「HMM シリーズ R

                                                                      「ゾイド」40年間の集大成がここに。歴代機体500体以上が集結した圧巻の「大ZOIDS博2023」レポート
                                                                    • MicrosoftによるActivision Blizzardの買収完了が秒読み段階に。FTCの申請が却下され,一時的接近禁止命令も解除。残りはイギリスCMAとの対話次第

                                                                      MicrosoftによるActivision Blizzardの買収完了が秒読み段階に。FTCの申請が却下され,一時的接近禁止命令も解除。残りはイギリスCMAとの対話次第 ライター:奥谷海人 アメリカ連邦取引委員会(FTC/Federal Trade Commission)が第9巡回区控訴裁判所に提出した救済措置申請が却下され,2023年7月14日23:59に一時的接近禁止命令の期限が終了したことで,MicrosoftによるActivision Blizzardの買収は秒読み段階に入ったようだ。 2022年1月にMicrosoftがActivision Blizzard買収を発表して以降,この687億ドル(約9兆5300億円)という巨額買収についてはゲーム業界内外の大きな注目を集めてきた。同時に,プラットフォームホルダーとして数々の革新的な技術を持つMicrosoftと,欧米パブリッシャの

                                                                        MicrosoftによるActivision Blizzardの買収完了が秒読み段階に。FTCの申請が却下され,一時的接近禁止命令も解除。残りはイギリスCMAとの対話次第
                                                                      • オンラインセミナー「ゲーム業界 LIFEVERSE」をレポート。東洋証券のアナリストがゲーム会社の成功と失敗,今後の生き残り施策を解説

                                                                        オンラインセミナー「ゲーム業界 LIFEVERSE」をレポート。東洋証券のアナリストがゲーム会社の成功と失敗,今後の生き残り施策を解説 ライター:大陸新秩序 東洋証券は2023年7月7日,オンラインセミナー「ゲーム業界 LIFEVERSE(ライフバース)」を開催した。このセミナーは,ゲーム分野を通じて投資に興味を持ってもらうという狙いで行われている。同社のゲーム業界担当アナリストである安田秀樹氏が,ゲーム会社の七転八倒の歴史や生き残り施策について解説した。 関連記事 オンラインセミナー「ゲーム業界 スフィンクスの謎」をレポート。東洋証券のアナリスト・安田秀樹氏が,ゲーム業界の謎や迷信に迫る 東洋証券は,オンラインセミナー「ゲーム業界 スフィンクスの謎」を,2023年4月7日に開催した。本セミナーは,ゲーム分野を通じて投資に興味を持ってもらうという狙いがあるとのことで,同社のゲーム業界担当ア

                                                                          オンラインセミナー「ゲーム業界 LIFEVERSE」をレポート。東洋証券のアナリストがゲーム会社の成功と失敗,今後の生き残り施策を解説
                                                                        • [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!?

                                                                          [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!? 編集部:荒井陽介 Preferred Networks代表取締役 最高研究責任者 岡野原 大輔氏。 ゲーム開発者会議CEDEC 2023の初日である8月23日に,Preferred Networks代表取締役 最高研究責任者の岡野原 大輔氏による基調講演「AIはゲームをどのように変えるのか」が行われた。 急激に進化するAIの現状や,それが今後のゲームにどのような影響を与えるのかが語られた講演の模様をレポートしよう。 AIのトレンド 岡野原氏は,まずAIの現状を説明した。 多くの人がご存じの通り,AIの利用者は急増している。AIチャットボットのChatGPTは毎月16億人が利用し,画像生成AIのMidjourneyはこれまで3億枚ものタスクが実行されたという。

                                                                            [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!?
                                                                          • [CJ2023]AIイラストはまだまだプロの品質に満たない――ゲームイラストを制作する“HIKE 中国支社”などに,AI話を聞き回って

                                                                            [CJ2023]AIイラストはまだまだプロの品質に満たない――ゲームイラストを制作する“HIKE 中国支社”などに,AI話を聞き回って 編集部:楽器 2023年7月28日から31日にかけて,中国で開催されている同国最大規模のゲームイベント「ChinaJoy 2023」。そのBtoBコーナーに,イラスト制作事業などを手がける「HIKE 中国支社」の姿があった。 HIKEは日本の企業で,2023年2月1日にQBIST(キュービスト),CREST(クレスト),SANETTY Produceが合併して生まれた新会社だ。今回は,中国支社に“AIイラスト”の話を聞いてきた。 今年のChinaJoyではテキスト,プログラム,サウンドやボイス,そしてイラストなどのAI関連技術が多く見受けられた。 しかし,ゲームユーザーが触れるBtoCブースで「AIやってます!」などと大々的にアピールされている例はほぼ皆無

                                                                              [CJ2023]AIイラストはまだまだプロの品質に満たない――ゲームイラストを制作する“HIKE 中国支社”などに,AI話を聞き回って
                                                                            • [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート

                                                                              [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート 編集部:荒井陽介 CEDEC 2023の2日めとなる2023年8月24日に,立教大学大学院人工知能科学研究科の周 済涛氏と三宅陽一郎氏によるセッション,「アクションゲームにおけるディープニューラルネットワーク付きステートマシンを用いたキャラクターAI強化学習」が行われた。 2種類のAIを融合させたようなゲームキャラクターのAI開発手法と,その効果が紹介されたセッションの模様をレポートしよう。 周 済涛氏(左)と三宅陽一郎氏(右) セッションではまず三宅氏が,「今後15年の,ゲーム産業における人工知能技術の道を示したい」という目的を提示したうえで,記号型人工知能とコネクショニズムの融合を実験したと語った。 記号主義型人工知能とは,ステー

                                                                                [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート
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                                                                                生活雑貨の3COINSが,Switch対応のワイヤレスコントローラを販売中。人気につき公式通販サイトは品切れ状態 編集部:松本隆一 300円の生活雑貨を中心に販売を行う「3COINS」が,Nintendo Switch対応のワイヤレスコントローラを販売中だ。 3COINS「ワイヤレスゲームコントローラー」販売ページ 「ワイヤレスゲームコントローラー」というシンプルな名前で,色は柔らかいアイボリーとブラウンの2種類が用意されている。コントローラを傾けたときの角度や加速度を検知する「ジャイロ機能」と,ボタンを一度押すだけで連射が可能になる「ターボ連射機能」を搭載し,連続動作時間は,約8〜12時間とのこと。 価格も2750円(税込)と手頃で,コスパは良好だと思われる。そのためか大人気で,公式通販サイトでは現在,品切れ状態となっているようだ。詳しくは,公式サイトをチェックしてほしい。 関連記事一覧

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