どんな映画をどんな人がみたか? 『ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス』は、ニューヨーク公共図書館(New York Public Library “NYPL”)の日常について、たっぷり3時間25分(205分)のドキュメンタリー形式でまとめた映画です。 映画には、NYPLの本館・分館に勤める幹部や職員、図書利用者にセミナー受講者、図書館としての機能や所蔵物、NYPLに関係するありとあらゆる人とものが登場します。 そんな映画が、本国アメリカで紹介されたのは2017年でした。 日本での上映は山形ドキュメンタリー映画祭上映作品(リンク)として2017年10月の公開が最初で、私が調べた限り、今回はそれ以来の公開となっています。鑑賞後にtwitterを確認したら、その時以来、2回目の鑑賞となった方もいらっしゃたようで、改めて本作の凄さを感じました。 そんな熱狂的なファンを抱える映画を、私は今回初め