Outposts/Wavelength/Local Zonesを解説、「AWSが越えられなかった壁」を乗り越える
カゴヤ・ジャパンは2022年6月8日、クラウドサーバーとコンテナサービスを提供する新サービスプラットフォーム「cloud tap」の提供を開始した。これまで提供してきたIaaSサービス「クラウドサーバー」とKubernetesのマネージドサービスである「コンテナサービス」のブランドを統合し、さらにコントロールパネルや料金体系もより使いやすく、わかりやすくリニューアルしている。 カゴヤはなぜcloud tapという新たなサービスブランドを立ち上げ、サービスを通じてどんなユーザーを支援したいと考えているのか。今回は、cloud tapの技術開発を担当する同社 システム開発チームの栗須高久氏、マーケティングを担当するサービスマーケティングチームの松田そのみ氏に聞いた。 日本企業がDXを推進するためには「シンプル」が必要 cloud tapのWebサイトを開くと、まず目に飛び込んでくるのが「コンテ
総務省は14日、政府の各省庁を横断するクラウドを使った情報システム「政府共通プラットフォーム」に、米アマゾン・コムの子会社が提供するクラウドサービスを採用する方針を明らかにした。政府はこれまで自前のデータセンターなどを運用してきたが、米大手ITのサービスに切り替えることになる。 採用するのは、「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」で、10月から切り替える。高市早苗総務相は14日の閣議後記者会見で、「純国産クラウドを実現できないかと考え国内各社と比較検証も行ったが、AWSがセキュリティー対策でも優れていると判断した」と述べた。 政府は、省庁や部局ごとに構築していた情報システムを統合し、2013年から政府共通プラットフォームを運用している。だが、専用サーバーやデータセンターの管理・運用費用が年間約200億円に上るほか、最新技術の採用が遅れがちになるという欠点があった。そのため、19年に自前主
関連キーワード SaaS | クラウドサービス | IT資産管理 | IT投資 クラウドサービスの利用料金の引き上げが、IT担当者の悩みの種となっている。米国政府が2023年11月に発表した生産者物価指数(PPI)では、データ処理やホスティング(サーバ貸し出し)関連のサービスの利用料金が前年比3.2%増を記録するなど、クラウドサービスの値上がりが顕著だ。IaaS(Infrastructure as a Service)が影響を及ぼしていると考えられるが、むしろSaaS(Software as a Service)の影響が目立っている。 クラウドサービス値上げの実態 併せて読みたいお薦め記事 SaaSのコスト管理を考える クラウド料金が「高過ぎる現実」を前に払うしかない企業の本音 「Microsoft 365」「Office 365」は高い、安い? 月額をシナリオ別に計算 退職者しか知らない
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