定年後 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) | 楠木新という本がある。 定年後 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) この本は40代でうつ病を発症し、会社で働く事の意味を見失った著者による定年後のリアルを書いたものだ。 著者いわく、定年後に自由を手に入れたとしても、実際に定年生活を楽しめる人は全体の15%しかいないという。 残り85%の人間は退職すると、最初は溢れんばかりの開放感に浸るものの、その後は退屈で全く楽しくない生活を送るようになるのだそうだ。 僕はこの本を読み思ったのは「ああ…これがFIREのリアルなんだろうなぁ」である。 FIREは蜃気楼のようなもので、それを追い求めている時は幸せだが、実際にやってみると、その実態は重い。純粋に時間だけを与えられて、それを有効活用するのは非常に難しい。最初の頃は遊んだりしていると「最高だな!」となるものの、そのうち遊びは飽きる。