腸内フローラ 口内フローラも炎症を引き起こす ことについてです。炎症と言えば、「腸のコンディションが悪いと、腸は血管に恩を仇で返す」という内容を紹介しましたが、腸内フローラのバランスが崩れると、腸のバリア機能が低下して、腸内細菌が作りだした有害物質や生きた腸内細菌が、血管に入り込んでしまうということです。 生きた細菌や有害物質が血流に乗って全身をかけめぐれば、どうなるでしょう?当然、全身の血管では、免疫細胞たちがざわつきます。「怪しいヤツがいるぞ!」と、免疫細胞たちが集まってきて攻撃をしかけようとするでしょう。 つまり、腸内フローラのバランスが悪いと、全身の血管で炎症が起こりやすくなるのです。ここでも、腸と血管が深く関わっていたのです。 ところで、血管の炎症を起こす菌は腸内細菌だけではありません。口腔内の細菌も関わっていることが分かっています。ロの中には、腸内はど多くはありませんが、それで