ウクライナ首都キーウ北西にある集落モシチュンで、破壊された自宅跡を歩く住民(2022年4月20日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【4月25日 AFP】ウクライナ首都キーウ北西にある集落モシチュン(Moshchun)の自宅に戻る住民は命懸けだ。撤退したロシア軍があちこちに不発弾や地雷、ブービートラップを残して行ったためだ。 爆撃され、焼け落ち、略奪被害に遭った家に入るには、いったんは逃れた死や負傷の危険を冒すことになる。 「地雷の幾つかは除去されたと聞いていたけど、うちの庭でブービートラップを見つけた」と、オレナ・クリメンコ(Olena Klymenko)さんは語った。「それでも、家から取ってこなければならない私物がある」 侵攻直後に国外に避難した数百万人の一部が、ロシア軍との激戦地となっていたキーウ北部に戻ってきている。無差別に破壊され壊滅した故郷を目の当たりにする人