並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 10 件 / 10件

新着順 人気順

ホームレス博士の検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 『ホームレス博士』 いきなり「あとがき」公開 - 水月光庵[sui gakko an]

    『ホームレス博士』、校了です。途中いろいろありましたが、おかげさまで無事に、すべての作業が終了しました。さて、その途中のことを「あとがき」に書いていたんですが、なんと残念なことにページ数の関係で半分にカットとなりました。惜しいなと思っていたところ、編集部から全文公開の許可を頂けましたので、ここに本よりも一足早くアップいたします。 アマゾンでの予約も始まりました。 ---本では上半分がカットとなっています--- あとがき 入稿を終え、初稿ゲラ待ちをしていた七月半ば頃だったろうか、突如、運営するブログの掲示板が荒らされた。「あなたの名前から察するに出身は寺ですよね? とすれば、いざとなれば自分は寺に逃げ込むつもりなんだ? なんだ結局、(弱者の味方を気取っているが)ようは金持ちのお遊びか」。 すぐに管理を強化したが、その後もこの匿名の人物からの誹謗中傷は続き「削除しても無駄。あちこちに書き込むか

    • SYNODOS JOURNAL : 【新刊紹介】『ホームレス博士』――まぼろしの「まえがき」に代えて 水月昭道

      2011/2/247:0 【新刊紹介】『ホームレス博士』――まぼろしの「まえがき」に代えて 水月昭道 先に申し上げておくが、この話はフィクションである。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係しない。 10年を過ごしたアカデミアからついに引退する。 名はシンジという。博士号を持っている。 象牙の塔に見切りをつけ必死に「ただの人」になろうとしていた。 「―― 任用期間の終了に伴い、退職手続きをお願いします」 シンジがため息をつく「今年もついにきたか……」 大学の非正規教員であるシンジは、数年に一度、退職を求められる。雇用継続の期待権なるものを発生させない「仕組み」に従わされるためだ。今回は3年だったが、最長でも5年どまりである。 いわゆる非常勤講師と言われる先生方は、もっと酷い。毎年、強制的(自動的に)に退職させられる。そして次の年、運が良ければ再度、一年限りの雇用契約を結び直す。 そん

      • Amazon.co.jp: ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書): 水月昭道: 本

          Amazon.co.jp: ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書): 水月昭道: 本
        • 『ホームレス博士』、来週刊行に先立って一言。大学はまず、博士院生を「あきらめさせる」べきだ。 - 水月光庵[sui gakko an]

          先日、『希望難民ご一行様』(光文社新書)の書評を書きながらふと思った。 「俺たちをあきらめさせてくれ、か。全国の博士院生がもしこの台詞を聞いたとしたらどんな反応を示すだろうか・・」 高学歴ワーキングプア問題にかかわってきてしみじみと感じていることは、学ぶものたちにとって、今は展望が全く見えない世の中であるということだ。だとすれば、彼らがやるべきことは、まずはいろんなことに「あきらめをつける」ことなのかもしれない。そのうえで、しぶとく「学び」続けるしかないのではないか、と先の本を読んでみてそんな思いを強くしている。 大手私大や旧帝大などでは、就職が極めて厳しい状況にある大学院生(博士課程)に対して、やっと重い腰を上げ民間に仕事を見つけるための「キャリア支援」を行うところも増えてきた。が、うまくいっているという話はあまり聞かない。そもそも、お客さん(院生)が集まらないというぼやきもよく耳にする

            『ホームレス博士』、来週刊行に先立って一言。大学はまず、博士院生を「あきらめさせる」べきだ。 - 水月光庵[sui gakko an]
          • 書評 水月 昭道著 ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書) - 科学・政策と社会ニュースクリップ

            ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書) 作者: 水月昭道出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/09/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 123回この商品を含むブログ (28件) を見る目次 第一部:派遣村・ブラック企業化する大学院 第二部:希望を捨て、「しぶとく」生きるには 著者の水月さんよりご献本頂いた。御礼申し上げる。 高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書) 作者: 水月昭道出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/10/16メディア: 新書購入: 9人 クリック: 324回この商品を含むブログ (231件) を見る にて、大学院、博士号取得者の惨状を世に知らしめた水月さんの新刊。 それから3年、さらに深刻化する博士を取り巻く現状を、当事者の視点から鋭く描く。 第一部で描かれる状況は、目を覆うほど深刻だ

              書評 水月 昭道著 ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書) - 科学・政策と社会ニュースクリップ
            • ホームレス博士になるにも理由がある - 武蔵野日記

              これまで東京駅経由で根津に帰ってくる場合、上野駅から徒歩・鴬谷駅から徒歩・丸ノ内線で大手町乗り換え・大手町まで徒歩で千代田線などいろいろ試してみたのだが、どうも二重橋まで歩いていって千代田線に乗るのが一番楽みたい。 「ホームレス博士」 ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書) 作者: 水月昭道出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/09/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 123回この商品を含むブログ (28件) を見る を読んでみた。最後の対談以外のところはグダグダ前回も書いたことを(もっと絡み口調かつ皮肉っぽく)述べているだけで、埋め草として書いているだけかなと思う。自分も「研究だけやっていればよい」と考えているわけではないが、(内容、質ともに)こんなレベルの文章を書いていたら仕方ないのでは……。([http://d.hatena.ne.jp/m

                ホームレス博士になるにも理由がある - 武蔵野日記
              • 水月昭道「ホームレス博士」 | 5号館を出て

                ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書) 目次より 第一部 派遣村・ブラック企業化する大学院 第二部 希望を捨て、「しぶとく」生きるには 対談 大学院に行く意味を考える 鈴木謙介 x 水月昭道 第一部は巷で繰り返されている、「博士残酷物語」です。このパートは、この問題に感心のある方々にはもう耳にたこができるほど聞かされていることが描かれており、これでもかという感じで読まされるのは、正直言って少々つらいところがありますが、大学院というところや、博士のその後についてのイメージを持っていない方々(特にこれから進学を考えている人々)には必読の部分です。 繰り返すが、東大卒で六〇パーセントが無職。これが、我が国で最高学歴の証たる「博士号」を持つことの真実だ。 すでに、優秀な学生ほど、活躍の場を失うというパラドックスが生まれている。 信頼を寄せることができる最後の砦であった教育

                  水月昭道「ホームレス博士」 | 5号館を出て
                • 博士号を持つ若者たちの厳しい現実『ホームレス博士』 - 光文社 | ブック | マイコミジャーナル

                  光文社は、光文社新書より、『ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院』(水月昭道 著)を発売する。価格は777円。 ベストセラー『高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院』(光文社)の著者が、ふたたび無職博士の問題に言及。無職・非正規雇用の博士が10万人にも上ることなどに触れ、若手博士たちの生活と就職の厳しい現実に迫る。関西学院大学社会学部教授・鈴木謙介氏との対談も収録。ホームレス博士を生み出す学術界の問題を浮き彫りにし、日本の将来に警鐘を鳴らす。 【本に関する情報はこちらまで】マイコミジャーナル・ブックチャンネルでは、新刊書籍や関連イベント、読書グッズなどの情報を受け付けております。受付窓口【mj-book@mycom.co.jp】までぜひ情報をお寄せください。

                  • 『ホームレス博士』 中身ちょい出し - 水月光庵[sui gakko an]

                    『ホームレス博士』、中身ちょい出しです。 以下、帯より。 『高学歴ワーキングプア』から3年。 その後、博士たちに何が起こったのか? 鈴木謙介氏(関西学院大学准教授)との対談を収録。 ・非正規の職でも「あればまだまし」 ・東大卒の博士でも就職率は四〇パーセント程度 ・教員も事務員も非正規だらけ ・職なし・非正規博士は一〇万人 ・ホームレス博士を生み出す究極の格差社会―アカデミック・ワールドのいびつな構造 ・仕事を得られるかどうかは運次第 ・学部卒が支配する国・日本 ・奨学金返済という枷―博士たちは構造的にワーキングプアへと仕立てられる ・大学院は我が国に必要なのか? ・ストレートの院生より二留の学部新卒 ・美大の現実 ・量が増えたから質が下がったのか? ・博士の放置プレイは国を滅ぼす

                      『ホームレス博士』 中身ちょい出し - 水月光庵[sui gakko an]
                    • 【新刊紹介】『ホームレス博士』――まぼろしの「まえがき」に代えて 水月昭道(SYNODOS JOURNAL) - livedoor ニュース

                      【新刊紹介】『ホームレス博士』――まぼろしの「まえがき」に代えて 水月昭道2011年02月24日07時00分 提供: 先に申し上げておくが、この話はフィクションである。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係しない。この春、ひとりの男が「去る」ことを決意した。 10年を過ごしたアカデミアからついに引退する。 名はシンジという。博士号を持っている。 象牙の塔に見切りをつけ必死に「ただの人」になろうとしていた。 「―― 任用期間の終了に伴い、退職手続きをお願いします」 シンジがため息をつく「今年もついにきたか……」 大学の非正規教員であるシンジは、数年に一度、退職を求められる。雇用継続の期待権なるものを発生させない「仕組み」に従わされるためだ。今回は3年だったが、最長でも5年どまりである。 いわゆる非常勤講師と言われる先生方は、もっと酷い。毎年、強制的(自動的に)に退職させられる。そして次

                      1