先月、心不全により60歳で死去した、サッカーの元アルゼンチン代表の伝説的選手、ディエゴ・マラドーナさんが、母国アルゼンチン紙幣の「顔」になる可能性があることが7日、分かった。ノルマ・デュランゴ上院議員がアルゼンチンのラジオ局ラレッドの番組のなかで「すでに法案は提出した」と明らかにした。 1000ペソ(約1280円)紙幣の表面にマラドーナさんの肖像。さらに裏面には、アルゼンチンが優勝した、1986年ワールドカップ・メキシコ大会のイングランド戦で決めた「神の手」ゴールか、その4分後に決めた「5人抜きゴール」のシーンが入るという。「神の手」ゴールは明らかな誤審だが、それを紙幣の図案に取り上げるのはいかがなものか、という反対意見もある。