映画『マリッジ・ストーリー』の感想・評価・内容・結末 離婚物語ではなく結婚物語にした意図は タイトルが『マリッジ・ストーリー』、結婚物語となっています。 でも映画は離婚するお話です。 ここに違和感を覚える必要はありません。 捉え方は各々ですが「結婚とは離婚への過程である」とか「離婚とは結婚の最終章である」などと考えてしまいます。 離婚を大きくわかると、お互い話し合って温和に分かれる、憎しみあって分かれるの二つになります。 本映画『マリッジ・ストーリー』は後者になってしまいます。 憎しみ合う原因は第三者を入れたからです。 映画女優と舞台演出家の価値観の相違 ニコール(スカーレット・ヨハンソン) はかつてハリウッドで活躍していた女優。 そのままハリウッドでキャリアを積めば大スターになれた可能性がありました。 一方、夫のチャーリー(アダム・ドライバー) は駆け出しの舞台演出家でした。 全然芽が出