エルサレム旧市街のアルアクサ・コンパウンドにある「岩のドーム」前で礼拝する人々(2024年8月2日撮影)。(c)HAZEM BADER / AFP 【8月15日 AFP】イスラエルの極右イタマル・ベングビール(Itamar Ben Gvir)国家治安相が併合した東エルサレム(East Jerusalem)にあるユダヤ教とイスラム教双方の聖地で礼拝したのを受け、同国の影響力が大きいラビ(ユダヤ教指導者)5人が14日、同地でのユダヤ教徒の礼拝は「厳しく禁じられている」と非難した。 アルアクサ・モスク(Al-Aqsa Mosque)もあるこの場所はイスラム教第3の聖地で、パレスチナ人にとって民族的アイデンティティーの象徴となっている。一方、ユダヤ教においても「神殿の丘(Temple Mount)」と呼ばれる聖地で、紀元70年にローマ人によって破壊された古代神殿の跡地として崇拝している。敷地内での