精神科医の片田珠美さんという方が、山上徹也容疑者ついての精神分析を行っている記事があった。 biz-journal.jp確かに、自らの不遇によって<例外者>としての特権意識が芽生えてしまった、というのはあるかもしれない。 しかしどうも、釈然としない。 出演するはずだった原田隆之氏の方に、肯定的な意見が集まっている。 b.hatena.ne.jp片田珠美氏のコメント欄が荒れているのも「何かが欠けている」と、読者の方も薄々と気付いているからな気もする。 特に、 職を転々としたり、職場でトラブルを起こしたりするのは、母親が宗教にのめり込んで自己破産したことと直接関係があるのだろうかと疑問を抱かずにはいられない。 という箇所はおかしい。 ラカンの精神分析をフランスで学んだのであれば、こんなことを書いたりはしないはずだが。 なぜならジャック・ラカンは「〈他者〉との関係性を極めて重要視する精神分析学者