12月1日の世界エイズデーに合わせ、エイズ予防の啓発や情報発信をする「TOKYO AIDS WEEKS 2023」が開催されている。来月まで、約30の催しが東京都内など各地とオンラインで行われる。 エイズに関する相談支援をしている認定NPO法人ぷれいす東京(新宿区)が事務局となり、9年目。都内では今年、梅毒患者の報告数が、過去最多だった昨年を上回る勢いで増えている。ぷれいす東京の生島嗣(ゆずる)代表は「梅毒に感染していると、エイズウイルス(HIV)に感染しやすくなると言われている。この機会に性の健康について考えてほしい」と話す。期間中には、新宿2丁目や上野でのHIV・梅毒の即日検査会(500円)もある。