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  • 生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。

    生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。 私が精神科医になった動機の約20%は、この作品に感化されたせいだ。感化され過ぎたせいで、「『新世紀エヴァンゲリオン』についてレビューをまとめなさい」と言われたら今でもまとめる自信がない。 しかし、『新世紀エヴァンゲリオン』に含まれていた心理学っぽさや精神分析っぽさを振り返ることはできる。 同作品は90年代の心理学ブームやメンタルクリニックブームを踏まえていて、同時代性が強い。だから『新世紀エヴァンゲリオン』を振り返ると、当時のそうした目線を思い出すことにもなる。 90年代は「モノより心」の時代 はじめに、90年代のメンタルヘルスを巡る雰囲気について思い出してみよう。 80年代から引き続いて、90年代は精神医療語り・心理学語りがとても流行っていた。「日本人は物質的には豊かになったが、心はまだまだ貧

      生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。
    • Skeltia_vergber on the Web : 『道徳読本』と『The Book of Virtues』を巡るデマについて

      2018年10月14日20:35 カテゴリ読んだ本・雑誌・記事etc 『道徳読本』と『The Book of Virtues』を巡るデマについて きっかけになったのは、有本香大先生のこの記事。 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/181005/soc1810050005-n1.html https://twitter.com/arimoto_kaori/status/1048201937407987712 それをきっかけに、教育勅語について、また修身の教育について小池松次さんという方がいるのを知った。 小池松次さんは現在あすか会教育研究所所長という肩書きである。 その小池松次さんが1971(昭和45)年5月に出版された本がある。タイトルは『これが修身だ』である。でこの本は現在では増補・改題を含めて三版目が「世界の模範となった日本の修身教育の道徳読本』である。

      • 生産性運動と動労 動労から見た生産性運動とは 第2話 - 日本国有鉄道 労働運動史(別館)

        長らく更新できませんでしたが、改めて動労の生産性運動と言うところのフォーカスを当てながら見ていきたいと思います。 参考にするのは、谷恭介・松崎明共著の、国鉄動力車を中心に、国鉄民主化への道(鉄道友愛会議・著)、動労運動史などを参照しながらアップさせていただこうと思います。 動労から見た生産性運動 動力近代化という合理化 動労の反合理化闘争は、国鉄当局の動力近代化に直接関わっている内容であった。 蒸気機関車を廃止して、電機機関車・内燃機関車に置き換えることは、運転操作の高度化と機関助士の不要を意味していた。 動労(当時は機関車労組)としては、昭和32年の第一次五カ年計画の頃からその反対運動に取り組むこととなるが、動力近代化で一番割を食うのは機関車乗務員特に機関助士と呼ばれる乗務員であり、蒸気機関車から電機機関車・内燃機関車への変更は、運用距離の増加も含めて機関助士の削減、機関車庫の減少による

          生産性運動と動労 動労から見た生産性運動とは 第2話 - 日本国有鉄道 労働運動史(別館)
        • 勇者の誉れ - 周梨槃特のブログ

          『徒然草』第八十段 (『日本古典文学全集27』小学館、1971年、156頁) 人ごとに、我が身にうとき事をのみぞ好める。法師は兵の道を立て、夷は弓引く術知らず、仏法知りたる気色し、連歌し、管絃を嗜みあへり。されど、おろかなるおのれが道よりは、なほ人に思ひ侮られぬべし。 法師のみにもあらず、上達部・殿上人、上ざままでおしなべて、武を好む人多かり。百度戦ひて百度勝つとも、いまだ武勇の名を定めがたし。その故は、運に乗じて敵を砕く時、勇者にあらずといふ人なし。兵尽き、矢窮りて、つひに敵に降らず。死をやすくして後、始めて名をあらはすべき道なり。生けらんほどは、武に誇るべからず。人倫に遠く、禽獣に近きふるまひ、その家にあらずは、好みて益なきことなり。 「解釈」 誰もみな、自分に縁遠いことばかりを愛好している。法師は武士の道を専らにし、荒武者は弓を射る方法を知らないで、仏法を知っているふりをし、連歌をし

            勇者の誉れ - 周梨槃特のブログ
          • カタック探訪2024 - 手探り、手作り

            View this post on Instagram A post shared by Hiroki (@hiroki_edo_river) www.instagram.com マードゥリー・ディークシトのダンス ヌータン先生のダンス 待てば海路の日和あり ダンス漬けの日々 インド舞踊のレパートリー、抽象舞踊/具象舞踊 収穫 キタキ先生のこと ミスター・マヘーシュのこと 生徒さん インドの多様性 ヒロキは結婚しないの? インド中華うっま 次の海路の日和まで マードゥリー・ディークシトのダンス カタックというダンスの存在を知ったのは2013年6月のこと。わたしは26歳、いまよりもっと貧しく、スマートフォンを持たずまだガラケーで、家にはテレビもネット環境もなかった。ずっとTBSラジオを流し、休みの日に近所の図書館で新聞を読んだ。調べものがしたいときはノートパソコンを漫画喫茶に持ち込んで店のW

              カタック探訪2024 - 手探り、手作り
            • 昔の日本、今のニホン

              もう、免許を取って30年以上の年月が経つ。 その間に、日本の社会も随分変わったように思えるが、 単純に比較できない部分もある。 最近、知り合うことが多いのは、免許を取り数年の 20歳台の若い輸入車乗りである。 私も27歳で、憧れの外車オーナーとなり27年。 今年の夏には、54歳になる。 20代の頃は、どんなことを考え、どんな夢を見ていた のだろうか、少し振り返って見ることにしよう。 私は、1959年生まれで、二十歳になったのは、浪人して大学に入った夏である。 その当日は、原付の免許の更新期限であったが、故郷から同級生が来て、 山陰を4日間掛けて、キャンプ旅行していた最中だったので、後の更新手続きが 大変だった。いかにもアバウトな私らしいエピソードである。 私の20代というのは、ほとんどが、1980年代という時代に重なっている。 その頃の世相とクルマのことを、思い出してみよう。 私は学者では

                昔の日本、今のニホン
              • 団結を促すトランプ氏、負傷した前大統領の心変わりなのか - 「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

                米国大統領を目指すトランプ氏が銃撃されるという衝撃的な事件がありましたが、予定通り共和党全国大会が開幕され、トランプ氏が大統領選の候補に正式指名されました。 トランプ氏を正式指名 副大統領候補にバンス氏―米共和党大会開幕:時事ドットコム 「米国を団結させる機会が与えられた」、トランプ氏は暗殺未遂事件を念頭にそう語り、暴力に屈しない姿勢を最終日の指名受諾演説で示すそうです。 バイデン政権への対抗を意識して用意された演説内容を大幅に書き換えるといいます。それぞれのこれまでの主張が逆転するようになるのでしょうか。 過激な言葉での言い争いに終止符を打ち、両者共通ワードになりそうな「団結」で、分断対立を解消させるよう働きかけて欲しいものです。そうなれば選挙戦もまともなものとなり、政治的混迷、混沌から抜け出せそうです。すでに高齢の域に達している両者、直情径行なふるまいではなく、いい意味で老獪さを発揮し

                  団結を促すトランプ氏、負傷した前大統領の心変わりなのか - 「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著
                • 2025年7月5日の予言と予言者をまとめてみました。|20250705.jp

                  ※ https://20250705.jp/ の記事を再編集してお届けしています。 20250705の予言まとめ、予言一覧です。 (2025年7月5日の予言・・・という呼び方が長いので、25.7.5予言または2575予言または単純に2575とします。) 掲載する順番は独断によるものです。 これらを正しいものとして主張するつもりはありません。あくまで、情報の取り扱い、確認はご自身で重ねて行っていただくものとお考えください。 ・2025年7月5日という日が、なぜ重要なのか。それは、今回、独立した複数の発信源による情報が「何かが起こる」としてこの日付周辺に集まっているからです。過去にあったマヤとかノストラダムスなどの終末予言に比べると明らかに異質です。 それらが、同じ日付や近いタイミングを提示していること、またはそれを推測させる出来事を表していること。 そして、その程度がいずれも目立つものである

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                  • トマス・パヴェル『小説列伝』に登場する本で、日本語で読めるものリスト|千野 帽子

                    ガッツリ論じてるものから、題を挙げただけ、さらには仄めかしただけのものまで。 物量におののく。 縦組入稿をそのまま貼ったので、数字が漢数字・全角算用のままだけど、勘弁してね。 序章初期の選択肢と……紫式部『源氏物語』角田光代訳、河出文庫、全八冊 施耐庵『水滸伝』駒田信二訳、ちくま文庫、全八冊 羅貫中『三国志演義』立間祥介訳、角川ソフィア文庫、全四冊 曹雪芹『紅楼夢』伊藤漱平訳、平凡社ライブラリー、全一二冊 新旧・真偽・詩と散文アリストテレス『詩学』三浦洋訳、光文社古典新訳文庫 ホラティウス『書簡詩』高橋宏幸訳、講談社学術文庫 ピエール・コルネイユ『ル・シッド』岩瀬孝訳、『コルネイユ名作集』所収、白水社 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル『美学講義』寄川条路監訳、石川伊織+小川真人+瀧本有香訳、法政大学出版局《叢書ウニベルシタス》 さまざまな小説史ダニエル・デフォー『ロビンソン・

                      トマス・パヴェル『小説列伝』に登場する本で、日本語で読めるものリスト|千野 帽子
                    • 米大統領バイデン氏、これはやばいかも - recoca1940のブログ

                      今朝の朝刊はブログネタ満載だった。数日に分けて書きたいと思います。 ・米国大統領バイデン氏老化懸念問題。 年齢は御年81歳です。私自分の経験から言えることですが80の壁を越えた途端にガクンといろいろな能力が落ちます。これは身体的精神的にかかわらず、自分でも恐ろしいくらいに老化を認知できます。大統領が務まるくらい有能なバイデンさんですから、ご自分でも衰えは絶対気づいておられるはずです。それを表向き否定しなくてはならないという立場ですから、つらいものがあるのではないでしょうか。バイデンさんの側近はそれを外部に悟られないようにこの一年いろいろ工夫をしてきたとのことです。それが6月のTV討論会で突然外部に現れてしまった格好でした。 さらに今回は致命的ともいえる衰えの証拠が露になってしまいました。それが要人の名前の言い間違えです。まず、自らの腹心である副大統領ハリス氏をなんとトランプ副大統領と演説の

                        米大統領バイデン氏、これはやばいかも - recoca1940のブログ
                      • 【 大空魔竜ガイキング 】歴代アニメ主題歌(OP・EN 全 6 曲)一覧|アニソンライブラリー

                        漫画原作に拠らない東映アニメーション(当時は東映動画)初の巨大ロボットアニメ。群集劇のテイストが濃厚なほか、当時の世相を受け、話題となっていたブラックホールなどの科学要素を多々盛り込んでいる点も特色。ブラックホールに飲み込まれつつあるゼーラ星では、この危機を回避しようと巨大コンピューターを建造。だがコンピューターのダリウスは自らを大帝と名乗って惑星を掌握し、地球への強制移住すなわち侵略を推し進めるのだった。ダリウス率いる暗黒ホラー軍団に対し、御前崎基地の大文字博士らは全長400メートルの恐竜型巨大機動要塞・大空魔竜で地球防衛の任務に就く。キャラクターデザインの杉野昭夫やシリーズ構成の丸山正雄ら、本作には旧・虫プロのスタッフが集まった製作会社マッドハウスが大きく貢献。なお2005年には世界観を一新させた『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』も作られている。(TVアニメ動画

                          【 大空魔竜ガイキング 】歴代アニメ主題歌(OP・EN 全 6 曲)一覧|アニソンライブラリー
                        • 悲劇の日:トランプ大統領銃撃事件の余波#繋がり - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇

                          トランプ大統領銃撃さる。私はブコメでバキューン!を連発していた翌日。ピストルブコメの自粛。自分の負の精神が、世界と、誰かと繋がっている。 2024/07/14の日記のようなもの。世界を震撼させるニュースだけど、安倍元首相のことがあったから、慣れた感じもあったかもしれない。 ニュースの見出しを読んで、最初に思ったことは「死んだのか?」だった。 トランプ大統領銃撃さる。 ニュースで驚いた。最初に思ったのは、死んだのか?だった。 結果、命に別条はなくて、すごい映画みたいな写真を見て、トランプつえーと思った。 私はブコメでバキューン!を連発していた翌日。 まったくの偶然だけど、最近私はブコメで、💢の先の表現を見つけていた。 それが「(対象)💨⚪️💨🔫🤔💢💢バキューン!!」という絵文字だった。 怒りの最上級、あるいは、怒ってるネタ。 それが使えなくなったな。 そのブコメが連発。 以下が

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                          • 孤独の塊・愛の結晶 – 新井英樹『キーチVS』完結に寄せて | KOERU.JP

                            新刊が出るのをいつも心待ちにしていた、たぶん自分がいま追いかけているマンガで一番読むのを楽しみにしていた新井英樹の『キーチVS』の最終11巻が発売された。その前日譚ともいえる主人公・染谷輝一の幼少期を描いた『キーチ!!』が全9巻なので合わせれば20巻。作者のキャリアで今のところ最大のシリーズ作品となった。 『キーチ』の第一話を読んだ時、『キーチVS』の最終話を想像できた人はたぶんひとりもいないだろう。なぜならキーチシリーズ、特に『キーチVS』はその時々の世相や時代の空気を目一杯吸い込んだ「生もの」みたいなマンガだからだ。 「今」をシニカルに切り取る手法は新井氏の作風であり、代表作である『ザ・ワールド・イズ・マイン』もまた『キーチVS』と同じように連載時の不穏な空気を詰め込んだ作品だった。でも『キーチVS』の方が『ザ・ワールド・イズ・マイン』以上に「今」読むことに価値がある作品だったように思

                            • もはや「頭を使う仕事」は厳しい…?50代以降で「早期退職する人」におすすめできない「3つの仕事」(竹内 謙礼) @moneygendai

                              「辞めても次の仕事がある」のは事実だが… 早期退職、希望退職を募る企業が増えている。2月に資生堂が早期退職を1500人、4月にオムロンが希望退職者を1000人募集。直近では7月にシャープの子会社が500人の早期退職者を募集することを発表して話題となった。 東京商工リサーチによると、上場企業の2024年1~6月に募った早期、希望退職者数は5364人。前年同期に比べて3.6倍も増えており、年間1万人ペースで急増している。 黒字企業が割高な給与の中高年に辞めてもらい、浮いた人件費で若い労働者を確保するケースも目立っている。固定費を削減し、業績が悪化する前に構造改革を進める企業も多く、退職金の割り増しなどの優遇措置を受けて退職する人も増えている。 昨今の人手不足で、「辞めても次の仕事がある」という背景もあって、リーマンショック後のリストラが多発した時期に比べれば、世相に悲壮感は漂っていない。 しか

                                もはや「頭を使う仕事」は厳しい…?50代以降で「早期退職する人」におすすめできない「3つの仕事」(竹内 謙礼) @moneygendai
                              • ルルルルズ、約5年ぶりニューアルバム発売決定

                                ルルルルズのニューアルバムが2024年9月25日にリリースされることが決定した。 約5年ぶりとなる本作は、先行配信された5曲に加え、新たに録音された5曲を加えた全10曲入りのフルアルバムとなる。 オルタナティブなバンドサウンドが海外のリスナーからも高評価を得ているルルルルズ。最近では特にアメリカでのリスナーが急上昇しており、国内ではインディペンデントな活動スタイルが注目を浴びている。すべての楽曲において作曲を奥野大樹(Key)、作詞をコバヤシアツシ(Gt)がそれぞれ担当しており、独自の視点で世相を切り取った歌詞がバンドサウンドと相まって、唯一無二の世界観が作り上げられている。 前作同様、レコーディングエンジニアは折坂悠太やさとうもかなどを手がけた中村公輔が担当し、アートワークはフォトグラファーのコムラマイが手がける。アルバムタイトルは未発表であり、アートワークとともに後日公開される予定であ

                                  ルルルルズ、約5年ぶりニューアルバム発売決定
                                • 【今月のベストレビュー】本が好き!×カドブン Vol.67|KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所

                                  書評でつながる読書コミュニティサイト「本が好き!」に寄せられた、対象のKADOKAWA作品のレビューの中から、毎月のベストレビューを発表します。 今月はzerokazuさんの『生命活動として極めて正常』(著:八潮久道)レビューが選ばれました! 記念する一作目だと思いますが、とてもおもしろいです。レビュアー:zerokazuさん 記念すべき一作目、本作が小説家デビュー作だと思いますが、とてもおもしろいです。 「世にも奇妙な物語」を読んでいるような、そんな感じではありますが、時代設定が少し未来だったり、現代の話だったり。 時代だったり、世相だったり、現代と少し何かが違う、まさにifの世界を体験させていただきました。 個人的には、「老ホの姫」と、「踊れシンデレラ」が、とてもおもしろかった。 特に「踊れシンデレラ」では、「なぜにこんな口調?」と思いながら読み進めました。 最後の最後に、「なるほど」

                                    【今月のベストレビュー】本が好き!×カドブン Vol.67|KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所
                                  • 杉山なかの主治医吉岡順作 - 地方病教育推進研究会ブログ

                                    地方病教育推進研究会事務局です。(ブログ第82号) 今日の甲府盆地の予想最高気温は、36度です。鬱陶しかった梅雨が今日明けました。甲府盆地の気候は、夏暑く冬寒いのが特徴です。特に近年の夏の暑さは異常です。高齢者の筆者にとってこたえます。 今回のブログは表題にあるように杉山なかの主治医であった吉岡順作について紹介し ます。杉山なかは山梨県で初めて死後解剖を願い出た農婦です。杉山なかについては、これまで9回本ブログで紹介しました(2023/7/9   同年7/11  2024/1/13  同年1/23   1/28  2/9  2/16  2/23  3/5) 。杉山なかについての詳細は、これまでのブログを参照してください。 写真は若き日の吉岡順作 です。 吉岡順作は、医療、衛生、体育など多面にわたり活躍した医師です。杉山なかの遺志を受けて、『死体解剖御願』は吉岡順作が代筆したと考えられていま

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                                    • 日本の古本屋 / メールマガジン 懐かしき古書店主たちの談話 第7回

                                      日本古書通信社 樽見博 「日本古書通信」の定期購読者には今も綴じ込みカバーを謹呈している。PCが普及する 前は、タナックというカード式の印刷機で宛名を封筒に直接印刷していた。カードの管理は、 八木福次郎の妻たね子さんがしており、カバー送付用の封筒宛名はたね子さんが手書きして いた。非常に達筆な方であった。カバーを封入して発送するのは私の仕事で、どんな読者が いるかがそれで分かった。こんな有名な人が定期読者なんだと感心しながらゆっくり作業していたら、八木から怒られたことがあった。 俳人の楠本憲吉さんや、評論家森本哲郎さん、パンダ飼育で有名な中川志郎さん(この方は私と同郷で、一度原稿を書いて頂いた)など著名な方が少なくなかった。寄席文字の橘右近さんも読者で、何というのか法被股引草履姿で事務所に来られたこともある。その名を見て嬉しかったのは児童読み物作家の山中恒さんだ。 既に「ボクラ少国民」シリ

                                      • “新しい働き方”として定着すると思いきや…コロナ禍を経た今になって、強硬な「リモートワーク廃止論」を示す企業が現れた理由

                                        ニュース ビジネス “新しい働き方”として定着すると思いきや…コロナ禍を経た今になって、強硬な「リモートワーク廃止論」を示す企業が現れた理由 新型コロナウイルス感染症の蔓延により、リモートワークが急速に普及し、新しい「働き方」が台頭してきました。しかし、近年企業の一部ではリモートワークを廃止する動きがみられています。一体、廃止・減少の背景にはどんな問題があるのでしょうか。今回は東京エグゼクティブ・サーチの代表取締役社長・福留拓人氏が、リモートワークとマネジメント問題について解説します。 先進的なアメリカ系企業で「リモートワーク廃止論」が…いったいなぜ? 新型コロナウイルス感染症の騒動が収束して、かなりの時間が経過した今、リモートワークでもっとも進歩的といわれていたアメリカ系の企業でも、強硬なリモートワーク廃止論が出てきました。 ある世界的エンターテインメントの会社では、「週4回は絶対に出社

                                          “新しい働き方”として定着すると思いきや…コロナ禍を経た今になって、強硬な「リモートワーク廃止論」を示す企業が現れた理由
                                        • 『麻雀漫画50年史』を読んでみた|橋本千光年

                                          福地先生がその1で書いている「第1章で紹介されている1970年代の麻雀マンガにはクズしかないから、一般読者は、1990年代以降のマンガを紹介する第3〜5章だけ読んどきゃいい」というのには激しく同意ですね。 また、その2の「著者も奇人変人の類であり、この本に書かれている麻雀マンガの評価をうのみにすると、世間の評価とは食い違うよってことも言っておきたい」というのも、まあそうかなと。私は、V林田さんほど麻雀マンガを読み込んでいないせいか、作者の個性が爆発した奇作・珍作に対する偏愛がそんなに強くないんですよね。 あと、その2の最後に書かれている戸田ダイスは印象的でしたね。一般誌の方が向いてたと思うんだけどな。 個人的に一番面白かったのは、「コラム① 漫画における麻雀表現」(238〜251ページ)でした。これは、1970年代から2000年代に至る麻雀表現の進化について、多数のマンガのコマを元に解説し

                                            『麻雀漫画50年史』を読んでみた|橋本千光年
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