世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家との関係を巡り、本紙が群馬県関係の国会議員10人を対象としたアンケートで、自民党の中曽根康隆氏(衆院1区)は県内の旧統一教会の教会で選挙支援を求めてあいさつしていたことが分かった。中曽根氏と、自民党の清水真人氏(参院群馬)は旧統一教会の関連イベントに祝電を送ってもいた。ともに同党の井野俊郎(衆院2区)、笹川博義(衆院3区)の2氏は回答しなかった。県内12市の市長に対しても同様のアンケートを実施した結果、全員が「関係はない」と回答した。(池田知之、羽物一隆) アンケートは①旧統一教会や関連団体関係者との面会や、主催集会への出席、祝電を送るなどの関わりの有無②自身の選挙活動の手伝いや、票の取りまとめの有無―について質問した。