映画「呪詛」の基となった実話Netflix「呪詛」は、台湾の高雄に住むカルト崇拝者の家族が関わる実話に触発されて作られています。 その基となった実話は、2005年に台湾南部に位置する台湾の直轄市である高雄市で暮らしていた6人家族が、それぞれ異なる神に憑依され、互いに相手を悪霊と罵りあい殺人事件まで発展した集団憑依事件です。 事件の基となった実話 2005年4月11日午後、高雄市亀山に住む呉姓の男性は、滅多に交流のない隣人に慌てて声をかけ、救急車を呼ぶのを手伝ってほしいと頼み、慌ててその場を立ち去りました。 事件から数日後、ようやく呉さんの父親ら5人が供述に現れましたが、彼らの話は警察にとってまったく信じがたいものでした。 病院に運ばれた被害者は打撲傷を負い、口、食道、胃に糞便が付着していたのです。 呉さんの父親は、事件の2カ月前、幼い娘が第三皇子に憑依されたと主張し、両親に「台北の姉が危な