北海道や東北各県でクマが人を襲うケースが続発し、緊急銃猟が行われる中で、一部の動物愛好家から、「親子グマを射殺するのはありえない」として秋田県などの農産物について「不買運動」ならぬ「不売運動」が呼びかけられ、波紋が広がっている。 この投稿は、その後削除されたが、関係者からは困惑する声が上がっている。ある秋田県人会は、「心のない方たちに負けません」として、X上で県産を応援してほしいと呼びかけている。 「人が怪我したり亡くなってるのに」 秋田県横手市内では2025年10月22日、親子グマ3頭が横手川の河川敷に居座っていたとして、市がハンターらの協力で緊急銃猟を行って駆除した。全国では4例目だが、秋田では初のケースだった。 3頭は、市街地に出没し、近くの横手南小学校が緊急休校に追い込まれたほどだ。 ところが、県内在住という投稿者の動物愛好家は、この殺処分はありえないと反発し、青森、岩手両県でも射