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交通系ICの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • なぜ? 地方で進み始めた「脱・交通系ICカード」の流れ その切実な事情とは

    2024年5月、熊本市を中心にバス路線や鉄道を運行する事業会社5社が、Suicaを含む全国で利用可能な「交通系ICカード」の利用を年内にも廃止することを発表して話題となった。 九州産交バス、産交バス、熊本電鉄、熊本バス、熊本都市バスの5社は5月27日に会見を開いて、運賃支払いにかかわる機器の更新に合わせて交通系ICカードを廃止、代わりに近年導入が進みつつあるクレジットカードなどによるタッチ決済を導入するという。一方で敬老パスなどとしても活用されている(全国共通交通系ICカードではない)「くまモンのICカード」については引き続き利用が可能で、このほかスマートフォンなどのモバイル端末を利用するユーザーには「くまモン!Pay」を含むQRコード乗車券も利用可能にする。 5社が理由として挙げるのが、2025年3月の年度末にやってくる約12億円という機器の更新料負担で、5社合わせて直近の年間赤字が40

      なぜ? 地方で進み始めた「脱・交通系ICカード」の流れ その切実な事情とは
    • 全国交通系ICカードは止めます──熊本市のバス、市電が苦渋の決断 市長「同様の自治体が出てくるのでは」

      熊本県内を運行する路線バスでは、12月中旬にも「Suica」などの全国交通系ICカードが使えなくなる。原因は、読み取り機器の更新費用が高価で見合わないこと。熊本市の大西一史市長は、同市が「交通系ICカードから離脱する全国初の自治体になった」と話す。 市内を運行する九州産交バスなど5社で構成する共同経営推進室は、決済手段としての全国交通系ICカードを停止し、代わりにクレジットカードなどのタッチ決済を2025年3月ごろまでに導入する方針を示した。QRコード決済の採用も検討中だが、これにより既存機器の更新に比べると更新コストは約半分に圧縮できるという。 市電も1年遅れの26年4月から、同様の決済方法に移行する。交通系ICカードは、JRとの乗り換えがスムーズで、観光客の需要もあり、23年度に実施した利用者アンケートでは全体の51%の人が使っていたという。 5月末の会見で大西市長は「交通事業者は苦渋

        全国交通系ICカードは止めます──熊本市のバス、市電が苦渋の決断 市長「同様の自治体が出てくるのでは」
      • 交通系ICカードの導入によって、一番大きく変わったこと

        それは、乗車時にどこまで行くのか決めなくてよくなったことだ。 切符だと、目的地を決めてそこまでの切符を予め買っておく必要があるが、ICカードなら到着時に精算であり、その必要は無い。 ICカードだと、いわば、目的地に関する「シュレディンガーの猫」状態が味わえるのだ。 私は電車乗るの大好き人間だが、乗車時にどこどこまで行くと決めておかなくても、 気が向いたらどこまでも乗れる自由さが、ICカード化による乗車側の最大のメリットだと思う。 今日もふらっと、銚子まで向かっている。 夏のような暖かさが窓際から差し込んで、心地よい。

          交通系ICカードの導入によって、一番大きく変わったこと
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