週刊東洋経済12/2号が、出版業界の耳目を集めていた。第1特集は「外国人材が来ない!」。しかし注目は第2特集「CCC平成のエンタメ王が陥った窮地」。柱記事は3本。 1️⃣〔インタビュー]カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長兼COO 高橋誉則 2️⃣さらばTポイント 栄華と没落の20年 3️⃣カリスマ創業者 増田宗昭の知られざる素顔 まだ当事者に近い立場ので、あまりあけすけに書けないが、TSUTAYAがここ5年余りで500軒減ったというのは衝撃的なニュース。ここのところ毎週のようにTSUTAYA閉店のニュースを目にしていたが、累積という観点から報じられているのは斬新だった。おそらく最盛期の2/3くらいの軒数になっているのではないだろうか。ここ数年の大型出店の大半は「蔦屋書店」だった。また出店の大多数はTSUTAYAだった。つまり出版業界にとっては、もはや新規出店の担い手がいなくなったという