感染症や大規模災害のように、人の生命や生活を脅かす非常事態が発生した時にはできるだけ分かりやすい言葉で説明したほうがよいです。そして、すべての市民を対象として注意喚起をする場合、年配者や学生にとってなじみのないカタカナ語の使用を控えたほうがよいことは言うまでもありません。 しかし、新しいルールや仕組みを説明する場合、説明に必要なカタカナ語があれば、そのままカタカナ語を用いるべきであって、変な日本語に訳してはいけません。当サイトにおいても、WordやExcelの機能に関する説明はできるだけ正式名称(カタカナ語または英語)を用いるようにしています。 そこで、パソコンの初心者、WordやExcelの初心者に対して機能を説明するときにカタカナ語を用いてもよいかについて論点を整理したうえで、私見を述べたいと思います。 目次 1.カタカナ語禁止は大原則 (1)本当に覚えてほしい用語が分からなくなる (