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  • 【下山進=2050年のメディア第21回】能登半島地震 地元紙「北國新聞」のいちばん長い日 | AERA dot. (アエラドット)

    編集局紙面会議。左端が編集局長の坂野洋一。卓上には、2日の特別夕刊の紙面が広げられ輪島に2日午前3時前に入った三上聡一の朝市の火災の写真が見える(写真:北國新聞) この記事の写真をすべて見る 元日は、新聞記者にとっても一息つける日だ。元旦の朝刊が出てしまえば、3日の朝刊までは、最低限の人員を番としておくだけで、幹部も休みをとる。 【写真】この記事の写真をもっと見る 石川県の県紙「北國(ほっこく)新聞」の編集局長坂野洋一(さかのよういち)も、金沢の南にある能美市の妻の実家で子供や妻の両親とともにのんびりと正月休みをとっていた。 最初に16時6分の揺れがきた。体感でもかなり大きな地震だった。すぐにスマホから編集局にいる当番デスクに電話をした。 「けっこう大きな揺れだったけど、速報をださなくていいかな」 相談をしていると、今度は16時10分にもっと大きな揺れがきた。テレビはNHKをつけていたが、

      【下山進=2050年のメディア第21回】能登半島地震 地元紙「北國新聞」のいちばん長い日 | AERA dot. (アエラドット)
    • 輪島で安否不明250人増 県内全体で323人|社会|石川のニュース|北國新聞

      石川県は8日午後、能登半島地震で連絡の取れない安否不明者が323人に増え、このうち281人が輪島市の住民と明らかにした。 輪島市は午前の31人から250人増えた。これまでの家族、知人からの通報に加えて、市が安否を確認できていない人を新たにリストに追加した。 県内の死者は168人となった。穴水町で新たに7人の死亡が確認された。市町別の死亡者は、輪島市と珠洲市が各70人、穴水町18人、七尾市5人などとなった。負傷者は県全体で565人。

        輪島で安否不明250人増 県内全体で323人|社会|石川のニュース|北國新聞
      • 北陸―四国の路線廃止 西日本JRバス、11月|経済|石川のニュース|北國新聞

        ●運転手不足、採算見込めず 北陸の高速バス路線で、減便や廃止の動きが広がっている。西日本JRバス(大阪市)は11月30日、北陸と四国を結ぶ夜行バス「北陸ドリーム四国号」を廃止する。コロナの感染拡大を機に運休しており、運行再開を検討したが運転手不足に加え、採算に合う乗客数が確保できないと判断した。他の会社でも運転手不足を理由に共同運行を取りやめる動きが見られ、各事業者はドライバーの効率的な配置に苦慮している。 四国号は2019年6月、西日本JRバスとJR四国バス(高松市)の共同で1日1往復の運行を始めた。夜に富山駅を出発、金沢駅を経由し、翌朝に徳島、香川両県を回って終点の高知駅に着くルートで、乗り換え無しで四国に行けることが特長だった。 運行開始当初は特別価格だったこともあり、1便当たりの平均乗客数は20人前後で推移した。通常価格となった19年11月以降は10人ほどに減り、新型コロナの影響で

          北陸―四国の路線廃止 西日本JRバス、11月|経済|石川のニュース|北國新聞
        • 仮店舗で営業再開 珠洲の老舗「いろは書店」 「商店街に人の流れを」 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

          能登半島地震で店舗が全壊した珠洲市飯田町の老舗「いろは書店」が21日、仮店舗で営業を再開した。立地する飯田町商店街は大半の店舗が地震で店を閉じたままで、店主の八木久さんは(83)は「商店街に人の流れをつくり、にぎわいを取り戻す第一歩。前に進むだけです」と語った。 書店は創業75年。一般書籍に加え小中高校の教科書を扱い「いろはさん」の愛称で親しまれている。午前9時ごろ、仮店舗のレジ前に立った八木さんは「本を届けるのが私たちの使命だったので、ようやく一段落つけた。生きている間に珠洲の復興を見届けられたら」と感慨深げに話した。 地震で店舗の1階部分がつぶれ、約1万冊の本は下敷きのまま。長男淳成さん(50)と近くの空き店舗を借りて準備を進めてきた仮店舗には、倒壊した店舗から取り出した、100冊以上の絵本のほか、珠洲ゆかりの「スキップとローファー」などの漫画、「特別報道写真集 令和6年能登半島地震」

            仮店舗で営業再開 珠洲の老舗「いろは書店」 「商店街に人の流れを」 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
          • 〈北陸新幹線敦賀開業〉待ってました、南加賀沸く 小松、加賀温泉駅 春の街に喜びあふれ|社会|石川のニュース|北國新聞

            穏やかな春の日差しと大勢の笑顔に包まれ、流線型の車両が次々と滑り込んでくる。南加賀に新設された北陸新幹線の小松、加賀温泉両駅は16日、待ちに待った開業の日を迎えた。一番列車に乗り込む家族連れ、カメラで一心に車両を撮影する鉄道ファン、「ようこそ」と旅客を出迎える観光関係者。真新しい駅舎と周辺の街に、「春」を迎えた喜びがあふれた。 ●「新時代が来た」 小松駅には、敦賀方面への一番列車「つるぎ1号」が出発する午前6時11分を前に、大勢の地元住民や鉄道ファンが集まり、熱気を帯びた。 「新時代が来た」。小松市若杉町の団体職員本田憲太郎さん(42)は、感慨深げにつるぎに乗り込んだ。「地元に新幹線駅ができるなんて、一生に一度のこと」と興奮を語ったのは、小松市出身の会社員他谷周一さん(49)。今日のため名古屋から帰ったと言い、駅舎をじっくり見学していた。 石川県内全線開業の次は、いよいよ大阪までの全通だ。

              〈北陸新幹線敦賀開業〉待ってました、南加賀沸く 小松、加賀温泉駅 春の街に喜びあふれ|社会|石川のニュース|北國新聞
            • 孤立集落、全て解消 奥能登豪雨1週間|石川のニュース|北國新聞

              消防、警察に自衛隊、海保も加わって海岸で続いた安否不明者の大規模な捜索=27日午前8時10分、輪島市の塚田川河口付近 ●避難所に456人、関連死懸念 奥能登豪雨は発生から7日目の27日、輪島、珠洲両市に残っていた孤立集落が全て解消された。避難者は27カ所に456人おり、劣悪な衛生環境や心身の疲弊による災害関連死のリスクも懸念されている。豪雨による死者は11人。依然として4人の行方が分からず、警察や消防、海保などは海岸を重点に捜索に当たった。 馳浩知事は同日の石川県災害対策本部員会議の後、不明者の救助を急ぐとした上で「被災者が安心して生活できる環境を提供していく」と述べた。 28、29日は災害ボランティアを現在の1日105人から235人に増やし、輪島、珠洲、能登3市町で活動してもらう。輪島市の日本航空学園に地震対応で設けたボランティアの宿泊拠点は、今月末に閉鎖予定だったが延長して活用する。

                孤立集落、全て解消 奥能登豪雨1週間|石川のニュース|北國新聞
              • 海上コンテナを鉄路で輸送 JR貨物、金沢―大阪で実証実験|経済|石川のニュース|北國新聞

                ●「2024年問題」トラック輸送距離短縮 金沢―大阪間で海上コンテナを鉄道輸送するJR貨物の実証実験が16日、始まった。北陸の工場で製造した機械や部品を積み替えなしで関西の港から輸出するルートの定着が目的で、トラックでの輸送距離を短くできることから、同社は物流の「2024年問題」を解決する策の一つとして提案する。自動車と比べて二酸化炭素(CO2)排出量が少ないなどの利点をアピールし、需要を掘り起こす方針だ。 実証実験で取り扱うのは国際規格である全長40フィート(約12メートル)の海上コンテナで、一般的な鉄道用コンテナと比べて約3倍の長さとなる。貨車1両を海上コンテナ輸送用とし、金沢―大阪両貨物ターミナル駅間を毎日1往復する。 16日に運んだ海上コンテナの荷主はコマツ物流(東京)で、コマツ粟津工場(小松市)で製造した大型ダンプ用のトランスミッション部品を神戸港からインドの生産拠点に向けて輸出

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                • 近江町に海産物自販機 閉店時も市場気分 北陸コカと大口水産|経済|石川のニュース|北國新聞

                  北陸コカ・コーラボトリング(高岡市)と大口水産(金沢市)は2日、同市の近江町市場に、刺し身や干物といった海産物の自動販売機3台を設置した。夕方以降、店が営業していない時間に市場を訪れた人が買い求められるようにした。北陸コカによると、海産物の自販機設置は北陸三県で初めて。 設置場所は市場内にある大口水産の店舗前と近江町いちば館前のバス停付近。大口水産前の2台は冷凍で、うなぎ丼やたい飯(各500円)などを扱う。バス停付近の1台では冷蔵の刺し身盛りやエビから揚げ(同)が購入でき、バスを使う地元住民の利用を見込む。 北陸コカは昨年12月にリフレッシュメント&ソリューション事業本部を新設し、取引先の課題解決を始めた。海産物の自販機設置はこの事業の一環で、営業時間外に来店する人のニーズに応えたいという大口水産の相談を受けて提案した。髙田健志本部長は「コロナ禍で自販機の引き合いは多い。売上高アップのお手

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                  • 「かがやき」停車2往復 新幹線小松、加賀温泉駅|社会|石川のニュース|北國新聞

                    ●「はくたか」5往復/金沢―大阪、22分短縮/「つるぎ」も延伸 JR西日本、東日本は30日、北陸新幹線金沢―敦賀を来年3月16日に開業すると正式に発表した。小松、加賀温泉の各駅はいずれも、速達タイプ「かがやき」が2往復、停車駅の多い「はくたか」が5往復の計7往復止まる。延伸に伴い、関西、中京と結ぶ特急「サンダーバード」と「しらさぎ」は敦賀止まりになるが、富山―金沢を走る「つるぎ」の区間を敦賀まで延ばし、1日25往復を特急と接続させて利便性を確保する。金沢―大阪間は現行より22分早い2時間9分で結ばれる。 ●JR西、東が発表 東京―金沢で1日8往復している「かがやき」は延伸後、東京―敦賀が1日9往復、東京―金沢が1日1往復となり、運行本数は昨年3月のダイヤ改正前の10往復に戻る。 東京―敦賀の全9往復のうち、4往復は小松、加賀温泉、芦原温泉、越前たけふのいずれかに止まる。停車回数は各駅2往復

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                    • 住宅を3Dプリンターで 完成まで48時間、低価格 珠洲で着工、普及目指す|社会|石川のニュース|北國新聞

                      能登半島地震の被災地で住宅再建を短時間、低価格で進める手法として、建設用3Dプリンターを用いた住宅1棟が22日、珠洲市上戸町南方のホテル「のとのわ」で着工した。数十のパーツを組み上げる施工時間は48時間、本体価格は550万円(税別)で、被災者に住み心地を体験してもらい、普及を目指す。 ホテルを営む同市の設備会社「三百苅(さんびゃくがり)管工」が、2022年から国内で初めて3Dプリンター住宅を手掛ける住宅メーカー「セレンディクス」(兵庫県西宮市)に発注した。 住宅は鉄筋コンクリート造り平屋建てで約50平方メートル。石川県外の工場に設置された3Dプリンターが設計データに基づき、モルタルでパーツを成形。現場に運び込んで組み上げる。 8月初旬に本体を完成させた後、内装工事を行い、9月中の落成を予定する。ホテルの一室として使い、被災者が無料で利用できる機会も設ける。 セレンディクスCOO(最高執行責

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                      • 〈1.1大震災~連載ルポ〉船凍イカ180トン漁師が守る 「溶けたら売り物にならん」|社会|石川のニュース|北國新聞

                        ●冷凍庫復旧まで船番24時間態勢 能登町・小木港の特産といえば凍らせたスルメイカ「船凍(せんとう)イカ」。いったん溶けると品質が低下してしまうため停電の影響が心配されたが、全て無事だった。使用不能となった保管先の冷凍庫から、漁船の冷凍庫に移すことで難を逃れたという。不漁で水揚げが少なかった今季、漁師たちは執念で貴重なイカを守った。(経済部・若村俊) 地震発生時、イカは石川県漁協小木支所の冷凍庫に保管されていた。しかし、停電で使えなくなり、4日になっても復旧の見通しは立たなかった。「溶けたら売り物にならんぞ」。焦りを募らせた漁師たちはイカを漁船に一時避難させることを決めた。 5日、計2隻に2万ケース(計180トン)を移したが、ここからも大変だった。冷凍庫を使うには船のエンジンをかけ続けなければならず、乗組員は交代しながら24時間態勢で船番を担当。「漁師が命がけで取ってきたイカを何とか守りたい

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                        • 〈奥能登豪雨〉輪島 99カ所、4370人孤立|社会|石川のニュース|北國新聞

                          石川県が22日に開いた奥能登豪雨の災害対策本部会議で、輪島市の坂口茂市長は、市内99カ所、2170世帯の4370人が孤立しているとした。仮設住宅は3団地229世帯で床上浸水、8団地734戸が床下浸水がした。馳浩知事は同日午後にも安否不明者の氏名を公表するとした。 珠洲市の上戸荷谷、大谷、宝達善野、唐笠の4カ所、能登町の北河内、棚畑の2カ所の計6カ所が孤立状態となっている。珠洲市東山中、寺家塩津、能登町柳田久田は解消した。 9市町が108カ所に避難所を開設し、1453人が身を寄せた。珠洲市の1738戸が断水しており、輪島市中心部でも発生しているが戸数は不明。奥能登4市町で計6200戸が停電している。 国道249号など17路線38カ所、能越自動車道は穴水インターチェンジ(IC)ーのと三井IC間が通行止めとなっている。 河川氾濫は13河川となった。輪島市2カ所で崖崩れ、輪島市と珠洲市各1カ所で土

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                          • 輪島でスーパー再開 全品100円 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                            輪島市宅田町のパワーシティ輪島ワイプラザは4日、全品100円で食料品や日用品の販売を始めた。 店舗の売り場面積は普段の10分の1以下で、人数を制限して販売。市民らが長蛇の列をつくり、トイレットペーパーやウェットティッシュ、果物、菓子などを買い求めた。店員は「レジが使えないため、計算もできない。全ての商品を100円にした」と話した。

                              輪島でスーパー再開 全品100円 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                            • 仮設住宅に迫る海水 穴水・住吉の周辺道路や駐車場 満潮や高潮の度に|社会|石川のニュース|北國新聞

                              ●地盤沈下、護岸損傷が原因か 穴水町の中居湾に面する住吉地区で、海水による道路や駐車場の冠水が頻発し、住民を困らせている。元日の能登半島地震による地盤沈下と護岸の損傷が原因とみられ、満潮や高潮時には応急仮設住宅の入居者が使う駐車場全体を海水が覆うことも。仮設住宅敷地内への浸水はないものの、住民の不安は高まっており、町は護岸を管理する県と協議し対策を急ぐ。 冠水が頻発しているのは、能登中居鋳物館と同じ建物にある住吉公民館周辺。同館駐車場と同館前の町道のほか、隣接地に整備された仮設住宅の「住吉第2団地」の駐車場で被害が出ている。 町によると、公民館周辺は地震前から地盤が低く、満潮時などに冠水するケースはたびたびあった。元日の地震で地盤がさらに低下したことに加え、地区一帯の道路排水などが流れる排水路とつながる護岸が損壊したため、海水が陸地へ流れ込む状態になっている。 住吉第2団地で生活する70代

                                仮設住宅に迫る海水 穴水・住吉の周辺道路や駐車場 満潮や高潮の度に|社会|石川のニュース|北國新聞
                              • アムネスティ日本が解雇撤回 元局長と4百万円で和解|全国のニュース|北國新聞

                                国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本の事務局長だった米国人男性が、解雇されたのは不当としてアムネスティ日本と当時の理事長に損害賠償などを求めた訴訟が東京地裁で和解し、アムネスティ日本が解雇を撤回し400万円の解決金を支払ったことが21日、分かった。和解成立は昨年11月25日付。 訴えたのはオサリバン太郎氏(64)。訴状などによると、2017年3月に事務局長に選任され、日本語の読み書きがほとんどできない中で複数の報告を日本語でするよう求められた。

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                                • 北陸新幹線1月利用、前年比25% 緊急事態で回復見込めず JR東社長会見|経済|石川のニュース|北國新聞

                                  荷物輸送でカバー JR東日本の深沢祐二社長は9日、都内の本社で会見し、北陸新幹線(高崎―軽井沢間)の今冬の利用実績について、12月が前年同期比46%だったのに対し、1月が25%と落ち込みが大きかったことを明らかにした。深沢社長はコロナ禍に伴う緊急事態宣言が響いたとし、宣言延長により年度内の回復は見込めず、業績予想の下方修正に至ったと説明した。今後、新幹線での荷物輸送を拡大するなどして収益改善を目指す。 【関連記事 JR上場4社赤字転落】 JR東社長の定例会見は例年、1月はなく、今回が今年初めてとなった。新幹線の利用実績はJR東管内全体でみても、12月の42%に対し、1月が27%と大きく低下している。 深沢社長は緊急事態宣言によって感染者数の減少が続き、コロナワクチンのスムーズな接種につながることに期待感を示した。 乗客減に伴う収益悪化をカバーするため、JR東は車両の空きスペースを活用した荷

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                                  • あぶない刑事タカ 被災地の署員激励 舘ひろしさん「火事場泥棒は許さん」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                    輪島市で被災者に炊き出しを行っている俳優の舘ひろしさんが22日、七尾署を訪問し、防犯活動に取り組む署員を激励した。 人気ドラマ「あぶない刑事」の刑事タカ役で知られる舘さん。被災地で空き巣や悪徳商法による被害が発生しており、「火事場泥棒は許さん。能登の治安維持へ頑張ってほしい」と話した。 所属する舘プロが21日から「元気食堂」と題して炊き出しを行い、22日は輪島市門前町で焼きそばやぜんざいなど各300食を提供した。協力した「ウエストウッドエンターテイメント」(金沢市)の西森央市代表らが同行した。

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                                    • 珠洲の支援物資、転売か フリマサイトに出品 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                      ●熊本からの非売品サプリなど 発送元「石川県」 能登半島地震を受け、珠洲市で配布された支援物資の一部が、フリーマーケットサイトなどで転売されている可能性があることが20日、市などへの取材で分かった。熊本の健康補助食品メーカーから市に寄せられた非売品のサプリメントは、10袋セットが1800円で落札され、発送元は「石川県」と表記されていた。ほかにも、市が被災者向けに配ったとみられる下着や非常食などが出品されていることから、市は公式ラインで「必要とされている方に配布している」と注意を呼び掛けている。 市によると、3月中旬に「支援物資が転売されているのではないか」と情報提供があった。フリマアプリ「メルカリ」などを調べたところ、2月以降、避難所で配布された非常食、シャツ、簡易トイレなどと同じ商品が、配った数日後に出品される事例があった。 このうち、熊本の健康補助食品メーカーから届いたサプリメントは、

                                        珠洲の支援物資、転売か フリマサイトに出品 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                      • 馳知事、819万円受領 「政治不信招き心からおわび」 18~21年の5年間|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                        2021年10月まで安倍派の衆院議員だった馳浩知事は19日、北國新聞社の取材に対し、18年からの5年間で計819万円の還流を受けていたと明らかにした。馳氏は「政治不信を招いて心からおわびする」と陳謝した。 今月11日に同派の塩谷立座長から連絡を受け、政治資金収支報告書に不記載の還流金を初めて確認したという。内訳は18年100万円、19年118万円、20年272万円、21年321万円、22年8万円。一部は事務所費に充てたという。近く収支報告書を修正する。 馳氏は1995年の参院議員初当選時から同派に所属し、副会長まで務めた。「期数を重ねれば(ノルマの)負担が重くなることは分かっていた」と述べた一方、個人で毎年政治資金パーティーも開き、チケット販売は秘書らに任せていたため、派閥からのキックバックを自身は正確に把握していなかったとした。 馳氏は「収支報告書は政治資金規正法にのっとり提出するよう会

                                          馳知事、819万円受領 「政治不信招き心からおわび」 18~21年の5年間|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                        • 「中学生を白山に」馳知事が登山 ふるさと教育活用に意欲 国立公園60周年に合わせ|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                          馳浩知事は3日、白山の国立公園60周年に合わせて現地入りし、別当出合から砂防新道を通るコースで登山道や施設を視察した。馳知事は同行した県職員や報道陣を置き去りにする健脚ぶりを披露し、室堂(2450メートル)へ一番乗り。あらためて自然豊かな霊峰の魅力に触れ、「中学校3年間に一度は白山登山を経験させたい」と子どものふるさと教育に白山を活用したい考えを示した。 北國新聞社の取材に対して馳知事は「県内の中学生には3年間に一度、白山登山を経験してもらうという方針で、(実現できるよう)頑張りたい」と語った。 国内でも有数の山として知られる白山を中学校のうちに学ぶことは重要であるとし、「自然の厳しさを感じてもらう機会としても有効だ。仲間とともに登るのも貴重な経験になる」と強調した。 ●職員を置き去り この日、馳知事は雨天のため予定を1時間ほど早め、午前6時45分ごろに出発した。白山観光協会の北村茂男会長

                                            「中学生を白山に」馳知事が登山 ふるさと教育活用に意欲 国立公園60周年に合わせ|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                          • 七尾線電化30年記念でヘッドマーク|経済|石川のニュース|北國新聞

                                            JR西は28日から、七尾線の電化開業30年を記念し、同線の車両前部に記念ヘッドマークを付ける。10月1日には七尾駅でヘッドマークを取り付ける記念イベントを催す。 七尾駅舎内では1~3日、七尾線に関連がある列車の写真展を開催し、観光列車「花嫁のれん」をイメージした記念撮影用ベンチも設置する。

                                              七尾線電化30年記念でヘッドマーク|経済|石川のニュース|北國新聞
                                            • 内灘で7人が新型コロナ感染 避難所で、輪島は2人|社会|石川のニュース|北國新聞

                                              内灘町西荒屋小の避難所で7日までに、65歳以上の避難者の男女7人が新型コロナに感染していることが確認された。5日夜に1人が発熱を訴えて感染が分かり、同じ部屋にいた計7人の陽性が発覚した。同小には約20人が避難しているが、別の場所に移動し、同小の避難所は閉鎖する。 輪島市によると、市内の80代と70代の女性2人が新型コロナに感染したことが分かった。2人とも指定避難所となっているふれあい健康センターの個室で過ごしている。 同市内では5日、大屋公民館に避難していた9人が発熱や下痢などの症状を訴え、感染症の疑いがあるため、別の避難所に移り、隔離された。

                                                内灘で7人が新型コロナ感染 避難所で、輪島は2人|社会|石川のニュース|北國新聞
                                              • 羽咋・柴垣海岸に希少カメ漂着 浦島太郎に登場のモデル「オサガメ」|地域|石川のニュース|北國新聞

                                                羽咋市柴垣海岸で2日夜、世界的に絶滅が危惧されているウミガメ「オサガメ」が打ち上げられているのが見つかった。国内で確認例は少なく、水産研究・教育機構水産資源研究所(横浜市)が標本化するという。同海岸では毒があるホシフグが千匹以上見つかっており、住民は相次ぐ珍客に驚いている。 県漁協柴垣支所の角尾正敏副委員長(69)が2日午後9時半ごろ、散歩中に砂に埋まった状態のオサガメを発見した。体長約1・5メートルで、既に死んでいたという。 オサガメは国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種に指定されている世界最大のウミガメ。「浦島太郎」に登場するカメのモデルとも言われ、全身が黒く、甲羅に筋が縦に走っているのが特徴で、太平洋やインド洋、大西洋に生息する。 県内では10年に1匹が確認される程度で、市職員が3日、死骸を保護するためにブルーシートをかけた。5日に水産資源研究所の関係者が死骸を解剖する。

                                                  羽咋・柴垣海岸に希少カメ漂着 浦島太郎に登場のモデル「オサガメ」|地域|石川のニュース|北國新聞
                                                • 損壊判定不服1009件 七尾市の罹災証明書交付率78.7%|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                  本ページに記載の記事・写真などの無断転載を一切禁じます。著作権は北國新聞社またはその情報提供者に帰属します。

                                                    損壊判定不服1009件 七尾市の罹災証明書交付率78.7%|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                  • 「輝」水揚げ今季4匹 過去最少、昨季の4分の1|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                    ●加能ガニ、ブランド3年目 ●能登は地震で出漁できず ●しけ影響、操業日少なく 20日に今季の漁期が終了した県産ズワイガニの雄「加能ガニ」のうち、最高級ブランド「輝」の水揚げ数が4匹と過去最少だったことが県漁協への取材で分かった。「輝」ブランドを設定して3年目の今季は能登半島地震の影響で奥能登の底引き網漁がほぼできなかった上、しけで出漁できない日が目立ち、昨季の16匹と比べて4分の1に落ち込んだ。県漁協は被災した漁師が早期になりわいを再開できるよう県とともに支援し、来季の復調を期す方針だ。 今季の「輝」4匹を、水揚げした船の所属支所別にみると、金沢と金沢港が各1匹、すずが2匹だった。昨年11月9日の今季第1号には300万円の値が付いた。 輝は県漁協が2021年に設けた。11月6日~3月20日の漁期に水揚げされた加能ガニのうち、重量1・5キロ以上や甲羅幅14・5センチ以上、全ての脚があるなど

                                                      「輝」水揚げ今季4匹 過去最少、昨季の4分の1|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                    • 最終特急、金沢着2分で完売 県内ラストラン切符 金沢、小松駅にも列 〈北陸新幹線・第2の開業~あと30日〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                      金沢発の特急「サンダーバード」と「しらさぎ」の最終列車の切符を手に入れた鉄道ファン=15日午前10時、JR金沢駅 ●サンダーバード、しらさぎ 3月16日の北陸新幹線の敦賀開業を受け、敦賀以北が廃止されるJR北陸線の特急「サンダーバード」と「しらさぎ」の石川県内ラストラン切符が15日午前10時、全国のみどりの窓口などで一斉に発売された。両特急とも金沢着の最終列車指定席は販売開始から2分以内で完売した。金沢駅など県内の各駅は関西、中京方面の足として親しまれた列車の切符を求め、鉄道ファンらが列をつくった。 金沢駅のみどりの窓口には、販売開始直前に18人が並んだ。駅員が事前に購入希望の切符を確認し、午前10時ちょうどに一斉に購入手続きを行った。小松駅にも3人が列をつくった。 金沢市の金大生松本遥紀さん(21)=三重県出身=は金沢発サンダーバードの最終切符を受け取り、「帰省でサンダーバードやしらさぎ

                                                        最終特急、金沢着2分で完売 県内ラストラン切符 金沢、小松駅にも列 〈北陸新幹線・第2の開業~あと30日〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                      • ポケモン列車、出発 のと鉄道 |社会|石川のニュース|北國新聞

                                                        能登半島地震から7カ月となった1日、のと鉄道は七尾-穴水間を運行する車両に人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターをあしらったラッピング列車の運行を開始した。穴水駅で行われた出発式には大勢の子どもが集まり、ピカチュウをはじめとした人気キャラクターが描かれたカラフルな車体に歓声を上げ、笑顔が広がった。 ラッピング列車はポケモン・ウィズ・ユー財団(東京)の協力を受け、能登半島地震の被災地の子どもに元気と笑顔をもたらしたいと企画した。ピカチュウのほか、イーブイやヒバニー、ニャオハなど、かわいらしいキャラクターがデザインされた。1両編成で夏休み期間中は水曜を除いて1日2往復で運行し、小学生以下は無料とする。 穴水駅では乗車整理券の受け付け開始前から人が並び始める人気ぶりで、約60人が整理券を手にした。出発式ではピカチュウと穴水町の光琳寺保育所の園児24人が一日駅長を務め、「出発進行」と元気な

                                                          ポケモン列車、出発 のと鉄道 |社会|石川のニュース|北國新聞
                                                        • 〈奥能登豪雨〉中屋トンネルに20人閉じ込めと輪島市長|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                          石川県が午後5時から開いた県災害対策本部員会議にオンライン参加した坂口茂輪島市長は、同市の国道249号中屋トンネルに20人が閉じ込められていると報告した。

                                                            〈奥能登豪雨〉中屋トンネルに20人閉じ込めと輪島市長|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                          • 小松18分、加賀温泉24分短縮新幹線延伸ダイヤ発表、東京まで 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                            ●小松―東京 2時間40分 ●加賀温泉―東京 2時間43分 ●敦賀乗り換え平均10分 JR東日本、西日本は15日、北陸新幹線金沢―敦賀の開業する来年3月16日以降のダイヤを発表した。東京までの所要時間は、小松が現行と比べ18分短い2時間40分、加賀温泉は24分短い2時間43分となる。関西、中京に向かう場合、敦賀駅で新幹線と特急を乗り継ぐ必要があり、平均10分の乗り換え時間を設けた。 東京―敦賀間の速達タイプ「かがやき」で停車駅が未定だった4往復のうち、2往復はビジネス需要を見込み、「小松駅」と「越前たけふ駅」に止まる。別の2往復は「加賀温泉駅」と「芦原温泉駅」に停車し、観光需要を取り込む。 新幹線と特急を乗り継ぎ、小松から大阪に向かう最短時間は2時間14分(3分短縮)、加賀温泉は2時間6分(8分短縮)。名古屋発着の場合は小松が10分短い1時間57分、加賀温泉は8分短い1時間50分。東京行き

                                                              小松18分、加賀温泉24分短縮新幹線延伸ダイヤ発表、東京まで 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                            • 【能登半島地震】本紙記者ルポ 輪島中心部の火災 焼け野原、爆弾落ちたよう ビル倒壊「頑張って」声かけ救助待つ人|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                              2日午前2時半、輪島市三井から、大規模な火災が発生した市内中心部に入った。朝市通り周辺が燃えて、家々が黒焦げになっている。まるで爆弾が落ちたような無残な光景が広がっていた。(写真部・三上聡一) 三井からの道路は至る所が隆起し、陥没もあり、恐る恐る進んだ。土砂崩れも発生し、細い道を迂回しながら、ようやく輪島市中心部にたどり着くことができた。 朝市通りの入り口から奥へ進む。大きな炎が上がり、消防隊がずっと放水を続けるが、勢いは止まらない。次々と燃え移り、火の粉が飛んでくる。 午前6時ごろ、ようやく大きな火が見えなくなったが、至る所で、白い煙がもくもく上がって焦げ臭い。 辺りは一面焼け野原だ。鉄筋コンクリートの建物の骨組みだけが残り、木造の建物は燃え尽くしている。電信柱や信号が傾き、まるで爆弾が落ちたように、まちが消えている。この世の光景とは思えない。 輪島市河井町では7階建てとみられるビルが倒

                                                                【能登半島地震】本紙記者ルポ 輪島中心部の火災 焼け野原、爆弾落ちたよう ビル倒壊「頑張って」声かけ救助待つ人|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                              • 「ヒマワリ」復興へ発車 花言葉は「希望」 のと鉄道新ヘッドマーク 7月中旬にも通常ダイヤ 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                能登半島地震で被災したのと鉄道(穴水町)は24日、「希望」の花言葉を持つヒマワリをデザインしたヘッドマークを車両の先頭に掲げた列車の運行を始めた。同社は7月中旬にも通常ダイヤに戻す予定で、中田哲也社長は「元気に走行する列車を見て少しでも希望を持ってほしい」と話している。 ヘッドマークは直径60センチで「がんばろう能登」と記してある。同社は4月6日の全線運転再開に合わせ、桜をモチーフとしたヘッドマークを掲げており、今後は桜とヒマワリのヘッドマークを掲げた車両を2両ずつ運行する。 同社にはサカタのタネ(横浜市)からヒマワリの種が寄贈され、穴水駅で利用客に配布された。田鶴浜、能登中島、七尾の各駅でも配る。 のと鉄道は元日の地震で土砂がトンネルをふさいだり、線路が地面から浮き上がったりする被害を受け、全面運休となった。2月15日に七尾―能登中島間が運行を再開し、4月6日には能登中島―穴水間の運転も

                                                                  「ヒマワリ」復興へ発車 花言葉は「希望」 のと鉄道新ヘッドマーク 7月中旬にも通常ダイヤ 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                • さよならサンダーバード、しらさぎ 惜別、感謝乗せ「石川発」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                  和倉温泉駅を出発するサンダーバード。「ありがとう」と書かれた横断幕が掲げられた=15日午前10時12分 ●県内各駅ファン詰め掛け 琴が奏でる発車メロディーに、駆け付けた多くのファンの惜別と感謝の思いが乗った。北陸新幹線敦賀延伸に伴って第三セクターに経営移管される北陸線は15日、石川県内最後の運行日を迎えた。金沢駅のホームには、特急「サンダーバード」「しらさぎ」などの最終便を、カメラやスマートフォンに収めようと人だかりができた。「さよなら」「ありがとう」。関西、中京に向かう石川の足として親しまれた車両は大きな拍手に送られ、金沢をたった。 ●最終便に合わせセレモニー 金沢 金沢駅での「さよならセレモニー」は午後8時6分発のしらさぎ66号、午後8時47分発のサンダーバード50号に合わせて行われた。鉄道ファンら約500人が詰め掛け、対岸のホームも人でいっぱいに。午後8時29分、ホームにサンダーバー

                                                                    さよならサンダーバード、しらさぎ 惜別、感謝乗せ「石川発」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                  • まーにゃ・うらら姫🖤🎗 on Twitter: "前日に性別逆の通り魔らしきものが起きていて、ぜんぜん話題にもなってなかったのか…。 エムザ、男性刺される 金沢、殺人未遂容疑68歳女逮捕|社会|石川のニュース|北國新聞 https://t.co/N3fMWuITn1"

                                                                    前日に性別逆の通り魔らしきものが起きていて、ぜんぜん話題にもなってなかったのか…。 エムザ、男性刺される 金沢、殺人未遂容疑68歳女逮捕|社会|石川のニュース|北國新聞 https://t.co/N3fMWuITn1

                                                                      まーにゃ・うらら姫🖤🎗 on Twitter: "前日に性別逆の通り魔らしきものが起きていて、ぜんぜん話題にもなってなかったのか…。 エムザ、男性刺される 金沢、殺人未遂容疑68歳女逮捕|社会|石川のニュース|北國新聞 https://t.co/N3fMWuITn1"
                                                                    • 穴水11人生き埋め 「希望捨てない」親族見守る 〈1.1 大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                      ●2棟土砂に押し流され 生存率が下がる「72時間」を大幅に過ぎても、わずかな可能性を信じるしかなかった。能登半島地震は5日、発生から5日目を迎えたが、輪島市、穴水町で少なくとも100件の生き埋めが続き、向かい合う2棟の住宅が土砂に巻き込まれた穴水町の現場では計11人が建物内に取り残されたまま。「希望は捨てないでいたい」。金沢から駆け付けた親族の男性は懸命な救出作業を祈るように見守った。(穴水支局長・中川弘孝) 穴水町由比ケ丘地区では、地震による土砂崩れで道路を挟んだ民家2棟が押し流された。一方の家屋は横転して屋根瓦の半分が崩れ落ち、複数の電柱は根元からへし折れている。発災2日目に最初に現場に足を踏み入れたが、すさまじい光景に目を疑った。 4日からは規制線が張られ、救出作業も遠くから見守るしかない。消防隊の活動を食い入るように見つめる1人の男性がいた。土砂で家を流された高齢夫婦の義理の息子で

                                                                        穴水11人生き埋め 「希望捨てない」親族見守る 〈1.1 大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                      • 輪島―門前、続く断絶 国道249号中屋トンネル復旧めど立たず 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                        ●穴水迂回、所要30分が2時間 輪島市の輪島、門前両地区を結ぶ国道249号の断絶が長期化の様相を呈している。複数箇所で崩落した土砂が道をふさぎ、能登最長の中屋トンネル(延長1・26キロ)では天井が崩落。門前側への物資供給や建物の応急復旧が遅れる一因となっている。発災から1カ月近くたっても車両がトンネルに近づくことさえできておらず、修復のめどは立っていない。 中屋トンネルは、輪島、門前の境界付近に位置する「魔の坂道」と呼ばれる交通難所を解消するため、県が総事業費57億3千万円を投じて建設し、1993年に開通した。地震前は門前から輪島へ通勤、通学する多くの人が利用し、平日1日当たり約3千台が通行していた。 しかし、1日の地震後、門前側から80メートル入った地点で内部を覆うコンクリートが崩れ落ちているのを国土交通省の派遣隊が確認。北陸地方整備局によると、現地で応急復旧作業を続けているが、車両が接

                                                                          輪島―門前、続く断絶 国道249号中屋トンネル復旧めど立たず 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                        • マイナ保険証で初診21円増 4月から患者負担、反発の声も|全国のニュース|北國新聞

                                                                          マイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ「マイナ保険証」を4月から病院などで使った場合、患者が窓口で支払う医療費が増える。3割負担の人は初診時に21円、再診時に12円上乗せされる。マイナ保険証は政府が昨秋に本格導入したものの普及が遅れており、取り組みを促すために対応病院の診療報酬を引き上げるからだ。唐突な患者へのしわ寄せに反発の声も上がっている。 マイナ保険証は政府のカード普及策の一つで、患者の健康情報を治療に生かす「データヘルス」の基盤に位置付ける。医療機関で機械に読み取らせれば本人確認ができ、薬の処方歴や特定健診の結果を見て治療に生かせる。

                                                                            マイナ保険証で初診21円増 4月から患者負担、反発の声も|全国のニュース|北國新聞
                                                                          • 新幹線開業間に合わず 加賀温泉駅高架下施設 24年秋めど、再公告も応募なく|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                                            加賀市が整備する北陸新幹線加賀温泉駅の高架下施設の完成が、当初計画の2024年春から半年程度遅れる見込みとなった。再公告した建築工事の入札に応募がなかったためで、24年春の県内全線開業には間に合わなくなった。市は早期に3回目の入札を行って事業者との工事請負契約の締結を目指すが、入札不調の要因となった資材不足は続いており、先行きは見通せない。 12日開かれた市議会新幹線関連整備・開業効果特別委員会で、市側が完成予定時期を24年10月末に延期すると報告した。 2回目の入札が不調となったのは観光案内所や待合所、コンビニ、トイレ、民間テナントを整備する「加賀温泉駅都市施設等建設工事」の一般競争入札。市が昨年12月に予定価格を1回目の10億3540万円から12億1250万円に引き上げて再公告したが、参加申請がなかった。 市側は応募がなかった理由として、ウクライナ危機などに伴う資材不足による納期の長期

                                                                              新幹線開業間に合わず 加賀温泉駅高架下施設 24年秋めど、再公告も応募なく|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                                            • 中能登の住宅に車突っ込む 玄関戸破り、座敷突き抜け |社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                              ●70代運転手、命に別条なし 家人もけがなし 12日午前2時半ごろ、中能登町黒氏、大江繁さん(78)方の木造2階建て住宅に乗用車が突っ込んだ。車は1階を通り抜け、奥の壁を突き破って止まった。運転手の70代男性が病院に搬送されたが、命に別条はない。当時、大江さん夫婦が1階にいたが、けがはなかった。 七尾署や家人によると、車は玄関のアルミ戸を破り、家の柱や壁を壊しながら20畳の座敷を突き抜けた。家は町道の丁字路の突き当たりにあり、能登半島地震による道のひび割れのため、通行止めの看板が設置されていた。ブレーキ痕はなく、同署は運転していた男性に話を聞いて事故原因を調べる。 座敷とは別の部屋でテレビを見ていた大江さんは「ドーンとすごい音がして見ると車があって驚いた。家は地震でも一部しか壊れなかったのに、まさかこんなことになるとは」と肩を落とした。

                                                                                中能登の住宅に車突っ込む 玄関戸破り、座敷突き抜け |社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                              • 金沢―奥能登無料特急バス 25日から運行北陸鉄道 被災者向けに|石川のニュース|北國新聞

                                                                                北陸鉄道グループは25日から約1カ月間にわたり、金沢と奥能登を結ぶ無料の特急バスを運行する。金沢に避難している被災者が、自宅を確認に行くなど、ふるさとに一時的に戻るための交通手段を確保する。県の要請を受けた措置。 金沢駅発着で、輪島市へは1日2往復、珠洲市と能登町へはそれぞれ1日1往復を運行する。いずれも穴水駅を経由する。 無料特急バスの利用は、被災者とその親族が優先となる。 ◇輪島特急線 (所要時間約 4 時間〜4 時間 30 分)▽金沢駅西口 7 番のりば発 午前7時半、同9時▽ 輪島市役所発 正午、午後3時▽停車停留所 金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと里山空港、輪島駅前、輪島市役所(金沢駅発便は、のと里山空港には停車しない) ◇珠洲特急線(所要時間約 5 時間)▽ 金沢駅西口 7 番のりば発 午前7時▽すずなり館前発 午後3時▽停車停留所 金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと

                                                                                  金沢―奥能登無料特急バス 25日から運行北陸鉄道 被災者向けに|石川のニュース|北國新聞
                                                                                • 【能登半島地震】金沢・北陵高、崩落の危険 記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                                  金沢市吉原町の北陵高の校舎前が崩落しているとの情報を受け、2日朝、校舎に向かう長い坂を車で上った。黄色い規制線の向こうでは、校舎のギリギリまで地面が大きくえぐれていた。(北國新聞社会部・本江亜珠佳) 中村悟校長が注意を促すため、校舎から出てきた。緑のフェンスの所まで道があり、生徒が通学するためにあったという通路は手すりが残るのみで見る影もない。中村校長によると、元日で部活動もなく、生徒がいなかったのが幸いした。もし、平日の下校時間に重なっていたかと思うとぞっとする。 地震発生後、津波警報が出されたため、高台にある校舎には20台以上の車が避難してきた。一時は体育館などを避難所として開放したが、さらなる崩落の危険があるため、解除した。中村校長は「新学期が心配だ」と不安そうに語った。

                                                                                    【能登半島地震】金沢・北陵高、崩落の危険 記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞