ニュース ライフ 918人が集団自殺…「カルト」の文字が初めて新聞に踊った1978年人民寺院事件…日本では“金余り”90年代に「オウム、統一教会、幸福の科学」らが躍進 918人が集団自殺…「カルト」の文字が初めて新聞に踊った1978年人民寺院事件…日本では“金余り”90年代に「オウム、統一教会、幸福の科学」らが躍進 そもそもカルトとは「狂信的な崇拝」「少数者による熱狂的支持」の意である。よって、それがカルトなのか単なる新宗教なのかの線引きは難しい。 書籍『日本の10大カルト』より一部を抜粋・再構成し、1960~70年代にアメリカでカルト教団が起こした事件と、日本でのカルトの成り立ちについて解説する。 シャロン・テート事件とチャールズ・マンソン最初、カルトに注目が集まったのはアメリカ合衆国においてだった。日本においてではなかった。 1969年8月9日、女優のシャロン・テートがカリフォルニア州