真田山陸軍墓地(さなだやまりくぐんぼち、英語 : Sanadayama Army cemetery )は、大阪府大阪市天王寺区玉造本町にある大日本帝国陸軍の墓地。日本で最初[1] かつ最大の陸軍墓地で、太平洋戦争終戦当時の規模を保つ点でも歴史的な価値がある(大阪市史編纂所)[2]。現在は公益財団法人真田山陸軍墓地維持会が維持・管理を行い、毎年10月に慰霊祭を開催。防衛省・陸上自衛隊も直接の関与はないが毎年参列しており、令和初の慰霊祭にも第36普通科連隊が参列した[3]。 真田山陸軍墓地の一帯は閑静な住宅街だが、もとは古戦場で、安土桃山時代1614年(慶長19年)の大坂の陣(冬の陣)で、豊臣方の真田信繁(幸村)が大坂城の出城(出丸)として構築した「真田丸」跡(現・明星中学校・高等学校)の近隣にあり(真田山公園北側)、隣接する三光神社とともに、春の「桜の名所」として有名である。 天王寺区生まれ