東京都議会議員選挙は、直後に行われた国政選挙のいわば「先行指標」として注目されてきました。 過去の都議選と国政選挙 ▽1989年、平成元年の都議会議員選挙で、自民党は改選前から、20議席減らしました。 一方、当時の社会党は、推薦候補を含めると、改選前の3倍に躍進。 直後の参議院選挙では、自民党が大敗し、当時の宇野総理大臣は退陣しました。 社会党の土井たかこ委員長は「山が動いた」と発言しました。 ▽1993年、平成5年。 日本新党が都議会議員選挙で2議席から20議席に躍進しました。 社会党は35議席から14議席と大幅に議席を減らし、自民党はほぼ横ばいでした。 直後の衆議院選挙では、宮沢内閣に対する不信任決議案の可決もあって、自民党は過半数割れ。 日本新党が躍進し、細川連立政権発足につながりました。 ▽2009年、平成21年の都議会議員選挙では、自民党は48議席から10議席減らし、公明党と合わ