原子力発電所から出るいわゆる「核のごみ」を地下深くに埋める「地層処分」について、全国各地で行われた説明会でのアンケート結果がまとまり、地層処分の必要性については肯定的な回答が多かった一方で、国内に適した場所があるのか懸念を示す答えも多くありました。 処分を実施する国の認可法人、NUMO(ニューモ)=原子力発電環境整備機構は、おととし、国が処分場の調査対象になる可能性がある地域を公表したことを受け、それらの地域を中心に全国32か所で住民などを対象に説明会を開き、アンケートを行いました。 そして集まった670人余りの回答を集計したところ、「地層処分は必要だと思うか」との質問には、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人は40%でした。 「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と回答した人は25%で、地層処分の必要性については肯定的な回答が15ポイント上回りました。 一方で、