大学でハラスメント被害にあったとしても、高い学費や奨学金の返済を抱え、経済的にも困窮している学生が声をあげることはなかなか難しい……。学生のそんな事情を考えるために、奨学金や学費の問題に長年身をもってとりくんできた政治学者・アナキズム研究者の栗原康さんと、日本の大学のうつりかわりや大学のありかたについておしゃべりしました。 栗原康さんプロフィール 1979年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科・博士後期課程を満期退学。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。主な著書に『大杉栄伝——永遠のアナキズム』『村に火をつけ、白痴になれ——伊藤野枝伝』『死してなお踊れ——一遍上人伝』『はたらかないで、たらふく食べたい』『菊とギロチン——やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』など。趣味はビール、ドラマ観賞、詩吟。 *より詳しい年表はこちら。 ※2023年2月追記:以下のインタビューは2