対抗言論は繰り返すから意味があるんだよ。CNNを見ていると本当にそう思う。白人至上主義のテロが起こるたびに反レイシズムの特集をやる、特集じゃなくても毎日のニュースで徹底的に批判する。日本のように両論併記でしかも一回書いたら終わりにはしない。見ている方がウンザリするほど繰り返す。
ご報告です。 『対抗言論』という「反ヘイトのための言論誌」をはじめることにしました。 編集委員は私(杉田俊介)と櫻井信栄。 編集協力に川村湊先生。 出版元は法政大学出版局。 また法政大学出版局の編集者G氏も積極的に企画に参加しています。(ただし編集委員は2号以降、増える可能性があります)。 さしあたりは年に一回ほどの刊行で、3号までは企画書が通っています。 現在、1号の年内(12月末)刊行を目指して、最後の作業に入っています。 色々と準備している間に、2年ほどの時間が経過してしまいました。 私個人の書き物の中ではもちろん差別やヘイトの問題も扱ってきましたが、それだけでいいのだろうか、これでいいのだろうか、というもどかしさを感じていました。 日に日に悪化し腐敗していく状況、「これがどん底であり最悪だ」と思えること自体がまだ幸運であり、どん底よりもさらにずっと底なしに悪くなっていくこの状況に対
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A5判 / 448ページ / 並製 / 価格 2,750円 (消費税 250円) ISBN978-4-588-61613-6 C0336 [2023年01月 刊行] 感染症と戦争の危機、蔓延する暴力、宗教とジェンダーの抑圧構造、主権者無視の政治……。社会と文化のますますの貧困化のなかで誰もが疲弊し、傷つき、無力感を強いられる世界。この時代の根本問題を撃ち、私たちの明日を祝福できるための言葉はいま、どこにあるのか? 元首相銃撃事件論からハラスメント問題まで、第一線の書き手たちが批評と文学の対抗力を蘇らせる、充実の第3号! 杉田 俊介(スギタ シュンスケ)杉田 俊介 1975年神奈川生。批評家。『宮崎駿論』(NHKブックス)、『ジョジョ論』『戦争と虚構』(作品社)、『無能力批評』『ジャパニメーションの成熟と喪失』(大月書店)、『橋川文三とその浪曼』(河出書房新社)、『神と革命の文芸批評』(法政
A5判 / 402ページ / 並製 / 価格 2,750円 (消費税 250円) ISBN978-4-588-61612-9 C0336 [2021年03月 刊行] 新型コロナ禍とともに幕を開けた2020年代。深刻な環境危機や経済的貧困の拡大のなかで問われているのは、マジョリティの内側からの変容であり、政治的主体化ではないか。人々を分断し統治する新自由主義の価値観、性差別や民族差別、優生思想がもたらす複合的な暴力を解体すること、〈棄民〉の政治に抗うことが世界同時的な課題となっている今、新しい民主社会への知恵をさぐる。待望の第2号! 杉田 俊介(スギタ シュンスケ)1975年神奈川生。批評家。『宮崎駿論』(NHKブックス)、『ジョジョ論』『戦争と虚構』(作品社)、『長渕剛論』(毎日新聞出版)、『無能力批評』(大月書店)、『安彦良和の戦争と平和』(中公新書ラクレ)、『ドラえもん論』(Pヴァイン
杉田俊介さんと櫻井信栄さんが編集を務める雑誌『対抗言論』。第3号となる今号は、川口好美さんと藤原侑貴さんが新たに編集に名を加え、テーマは「差別と暴力の批評」というものです。杉田さんにお声がけいただき、僕は「一元的差別批判への諦め、あるいは批評のはしたなさについて」という文章を寄せました。同号には、大学院時代から続く自主ゼミの後輩にあたる冨田涼介くんも『もののけ姫』に関する論考を寄せています。自分のことはともかく、雑誌自体は非常に論争的かつ切実で、とてもインパクトのあるものになっていると思います。この静かなテンションはちょっとすごいです。時流的なところで言えば、統一教会との関係を語る川村湊氏のインタヴューとか興味深かったです。また、深沢レナ氏・安西彩乃氏・関澤花氏による「言葉を取り戻すために」座談会も、とても重要なものだと思いました。ぜひ多くの人に読んで欲しいです。 https://www.
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1月に発売された『対抗言論』vol.3(https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-61613-6.html)に『もののけ姫』論を書き、久しぶりに『F』以外の媒体で論考を出せた。近年は書くペースがだいぶ落ちてきていることもあり、そろそろ書きたいことを書きたいときに自由に書ける場所が必要だと思ったので、ひとまずは自分で自由に書けるメディアとしてnoteに登録した次第。 『対抗言論』vol.3を読み、刊行に際して行われたトークイベント「批評はいかにして暴力と差別に向き合うのか」(https://jinnet.dokushojin.com/products/event20230120_online)を視聴したので、考えたことをまとめておきたいと思う。 まず書いておかなければと思ったのは、安倍晋三銃撃事件についてである。事件が起こった当時、私は特に驚きもしなか
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