2021年度の小学校入試で、いわゆる難関校といわれる早慶合格者を100名以上出し、今注目を集めている『スイング幼児教室』。受験をしない家庭にも参考になる「小学校受験から学べる子育ての極意」を教えていただく連載です。 今回は、小学校受験でも頻出の課題、子どもの「絵」についてです。子どもの絵や工作に関して、描き方を教えたり、指導したりすると子どもの「感性」が失われるように感じ、抵抗を覚える親も多いのではないでしょうか。しかし、教えることで感性が失われることはなく、むしろ身に付く重要なスキルがある、とスイング幼児教室の大原先生はいいます。 技術力より「自分の考え」を伝える力 小学校受験では、多くの学校で絵画・工作が出題されます。人の動きや表情を描けるか、生き物や風景の細やかな描き込みができるかなど、一定の技術力ももちろん求められますが、何より重視されるのが「自分の考え」です。 なぜそれを描いた(