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小栗虫太郎の検索結果1 - 2 件 / 2件

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小栗虫太郎に関するエントリは2件あります。 歴史や伝承文学小説 などが関連タグです。 人気エントリには 『探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認 | NHKニュース』などがあります。
  • 探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認 | NHKニュース

    昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。 検閲が強まる中、探偵小説の代わりに創作したと考えられ、調査に当たった専門家は「これまでの作家像の見直しが迫られる発見だ」と指摘しています。 小栗虫太郎は、横溝正史などとともに昭和初期に活躍した探偵小説家で、名探偵 法水麟太郎が登場する「後光殺人事件」や「黒死館殺人事件」などの作品で知られています。 二松学舎大学の山口直孝教授が作品の調査を進めたところ、「亜細亜の旗」というタイトルの新聞連載が新たに見つかり、著作目録に記録がない長編小説と確認されました。 山口教授によりますと、この作品は太平洋戦争が始まる昭和16年から翌年にかけて、九州などの地方新聞に連載され、主人公の青年医師をめぐる恋愛や人間関係が描かれています。 これま

      探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認 | NHKニュース
    • 江戸川乱歩、夢野久作、小栗虫太郎…探偵小説はいかに〈狂気〉を表現したか 鈴木優作「探偵小説と〈狂気〉」書評|好書好日

      かつて「探偵小説」と呼ばれていた日本のミステリーは、〈狂気〉をどのように描いてきたか。鈴木優作『探偵小説と〈狂気〉』(国書刊行会)は、気鋭の国文学者がこの魅力的なテーマに迫った論考集である。 戦前から戦後にかけ、日本の探偵作家たちはさまざまな形で〈狂気〉というモチーフを扱ってきた。犯罪者の心理を〈狂気〉と結びつけた江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」、記憶喪失者が語り手をつとめる夢野久作の『ドグラ・マグラ』、〈狂気〉や犯罪を生む血統を想定した小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』――。探偵小説ファンならいくつもの作例が思い浮かぶだろう。 しかしそれらは怪奇・幻想の文脈で受け止められることが多く、作中における〈狂気〉の意味合いや背景は検討されることなく放置されてきた。著者はその点を鋭く指摘し、〈狂気〉には「物語を演出するムードに留まらず、物語のドラマツルギーを担う多面性がある」と主張する。そして〈狂気〉を

        江戸川乱歩、夢野久作、小栗虫太郎…探偵小説はいかに〈狂気〉を表現したか 鈴木優作「探偵小説と〈狂気〉」書評|好書好日
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