山梨県西八代郡市川三郷町では2022年8月7日に神明の花火大会が開催されました。2020年の春から続くコロナウィルス感染症の影響で2年連続での中止となっていましたが、今年は2019年開催以来の3年ぶりに有観客での開催となりました。 市川三郷町ふるさと夏まつり 神明の花火大会 市川の花火の歴史 「神明の花火大会」の前身であるとされる甲州市川の花火は、戦国時代に武田氏が築いた大伝達網である狼煙(のろし)作りが起源であるとされ、和紙を漉く技術を市川の地に伝えた紙漉き名人の甚左衛門を神明社に祀り、命日である日に盛大に花火を打ち上げたのが始まりであると言われています。 その後江戸時代中期から後期にかけて甲斐国(かいのくに)の「市川の花火」は一層盛んになり、常陸国(ひたちのくに) の「水戸の花火」・三河国(みかわのくに) の「吉田の花火」と共に江戸時代の「日本三大花火」と称され賑わいました。 恋人たち