公益社団法人2025年日本国際博覧会協会では、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に活用するための「EXPO 2025 Design System」を策定しました。 このデザインシステムは、万博のさまざまなインターフェースを統一し、アナログ・デジタルの境界線を超えて一貫した体験を提供することを目的としています。EXPO 2025 Design Systemの提供する体験を通じ、万博がより多くの人々に愛されるものになることを願っています。
GitLab社は日本語で「タヌキ(Tanuki)」と命名されたロゴを使用していることがITエンジニアのあいだでしばしば話題になります。それはタヌキというユニークな名前のせいだけではなく、その外観がキツネにしか見えないからでもあります。 そのGitLabのタヌキロゴのリニューアルが4月末に行われました。下記のツイートに添付された画像の、一番左のリアルな顔が最初のタヌキ、その右の角張っているのがこれまで見慣れていたタヌキ、そして真ん中の少し丸みを帯びたものが新しいタヌキです。 In the spirit of iteration — and in celebration of the cultural shift in DevOps — our Tanuki logo is evolving to reflect our commitment to the DevOps lifecycle.h
杉浦康平氏(1932―)は、わが国のデザイン界の巨匠として世界中から信望を集めるグラフィックデザイナーであり、またアジア図像学研究の第一人者です。杉浦氏がスタッフとともに半世紀以上にわたって手がけた数千点に及ぶブックデザイン作品やポスター作品、思考や制作の過程を辿るデザインプロセス資料、杉浦氏のデザイン哲学やアジア図像学研究の源泉たる旧蔵書まで、杉浦グラフィズムを網羅する「杉浦康平デザインアーカイブ」は、グラフィックデザイン史上における傑出した作品としての評価のみならず、戦後日本の印刷文化の発展を実証する貴重な原資料でもあります。 「杉浦康平デザインアーカイブ」は、2009年に杉浦氏のデザイン事務所である杉浦康平プラスアイズより武蔵野美術大学 美術館・図書館へ寄贈され、以来、美術デザイン教育に寄与してきました。また、2011年に開催したブックデザイン作品を回顧する展覧会「杉浦康平・脈動する
ここ数日、Twitterでちょっとインクトラップやらの話題に触れることが多く、特にイヴ・ピータース氏の写植書体の原図に生えている「トゲ」についての質問があり、このディテールについていろいろ書きたくなったので、それをテーマにやっていきます。日本語でスミトリとも言われる処理のことです。生きてれば一度ぐらいスミトリについて簡潔さとか気にせず片っ端から書きたくなることもあるでしょ。儂だけか。 インクトラップ まずインクトラップとは、典型的には印刷物において内側の角を彫り込んだ形状のことで、書体やロゴに見られることが一般的だと思います。紙や版の品質が悪いなど印刷条件が整っていない場合、線の交差部など面積の広い部分から液体のインクが滲み広がってしまうことがあります。これを軽減するために、その面積を造形的に減らすテクニックをインクトラップといいます。 左:意図した形 中央:劣悪条件や小サイズでの印刷結果
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