ナッジ、流行ってますよね。 ナッジとは(nudge:そっと後押しする) 行動経済学的手段を用いて、選択の自由を確保しながら、金銭的なインセンティブを用いないで、行動変容を引き起こすことがナッジである。 (中略) 例えば、カフェテリアで果物を目の高さに置いて、果物の接種を促進することはナッジである。(『行動経済学の使い方』p45) 大竹文雄著『行動経済学の使い方』を読みました。すっごく面白かったです。 「お腹が空いているときにスーパーに行ってはいけません!」とか 「なぜO型の人は他の血液型の人よりも献血に協力しがちなのか?」とか、もっと売れそうなタイトルはあったと思うんですが、この『行動経済学の使い方』という真面目で武骨なタイトルをつけてしまうところが…大竹先生、好きです。 私が特に面白いと思ったこと ・精神的あるいは肉体的に疲労している時には、意思決定能力そのものが低下する。よって、金銭的