緊急事態宣言について、7日、新型コロナウイルスの重症患者の治療を行ってきた国立国際医療研究センターの忽那賢志医師に聞きました。忽那医師は「入院の依頼を断ることも増え、発熱外来で陽性になる人も急速に増えている。緊急事態宣言を本当に意味あるものにするためには、1人1人がきちんと行動を変える必要がある」と話しています。 重症者用の病床は満床 受け入れ断ることも 忽那医師によりますと、新型コロナウイルスの重症患者の治療を行ってきた国立国際医療研究センターでは、現在は連日、重症化するリスクのある患者を中心に5人から6人ほどが入院するということで、退院しても別の患者が入院する状態が続き、重症者用の病床は先月下旬から満床だということです。 《患者の入院依頼について》 「先月初めには入院の依頼を断ることはほとんどなかったが今は断らざるを得ない日が増え、現場は年末からひっ迫している。今後、さらに患者が増えれ