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  • みんなが好きな「『百年の孤独』みたいな大河小説」ベスト10|秋永真琴

    『百年の孤独』のような「ある一族の数世代の歴史を描く大河小説」でみなさんが好きな作品は何ですか? 私が真っ先に思いつくのは、桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』。高山羽根子『暗闇にレンズ』もよかった。あと人じゃなくて犬だけど、古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』 — 秋永真琴 / Makoto AKINAGA (@makoto_akinaga) June 30, 2024 文庫化がたいへん話題になっている『百年の孤独』にちなみ、Twitterでこんなことを言ってみたら、ひと晩で100作を超える作品が集まってきて頭を抱えている。 もちろん反応があるのは嬉しいけど、ここまでとは思わなかった。どうしよう。せっかく皆さんが教えてくれたのに、私が見て「いいね」をつけて楽しむだけではもったいない気がする。 なので、リストアップして、数の多い順に並べることにした。 2024年6月30日の9時47分(ツイートした時

      みんなが好きな「『百年の孤独』みたいな大河小説」ベスト10|秋永真琴
    • 【文庫解説】大正時代の「奥座敷」──永井荷風『断腸亭日乗 第一巻』より

      『断腸亭日乗』は、明治・大正・昭和三代に渉る文豪・荷風(1879-1959)の日記です。大正6年(1917)9月16日から昭和34年(1959)4月29日、逝去の前日まで41年間、書き継がれました。日々折々に捉えた自然、人物、社会風俗、政治観が、洗練さと雅味に富み、同時に鋭利な批判を込めた見事な日本語で綴られます。近代日本の辿った歴史を見詰め続けた一人の文学者・文明批評家による稀有の証言録でもあります。荷風の自筆稿自体が、重要な日本の文化財の一つであります。永年にわたり、岩波書店は日記の自筆稿を精査・校訂、大古典の本文を全集として護ってきました。今回、日記の全文・フルカウント版を、初めての詳細な注解を中島国彦先生、多田蔵人先生が付して、岩波文庫全9冊として刊行を開始いたします。第九巻には、全体の「索引」(中村良衛・多田蔵人編)をつけます。 【全巻目次】 第一巻 大正六(一九一七)年―十四(

        【文庫解説】大正時代の「奥座敷」──永井荷風『断腸亭日乗 第一巻』より
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