今回は「鳥居」をテーマにお伝えしてきます。 神社にある「鳥居」ですが、その意味などについて深く考えたことがない人がほとんどだと思います。 今回は、鳥居について深堀りしていきます。 ちなみに… 鳥居の数え方の単位は「基」(き)といいます。 鳥居とは 鳥居はいわゆる「門」の一種とされており、神社においては「神域」と人間が住む俗界を分ける結界とされています。 鳥居の起源 実は鳥居は神社が作られる前から鳥居として存在していたとされています。 日本では古来から「屋根のない門」という意味で「於上不葺御門(うえふかずのみかど)」ともいいました。 中国の「華表」を訳したものを鳥居としています。 いわゆる鳥居は、奈良時代から神社の門として8世紀頃から現在の形が確立してきました。 起源としては様々あります。 天照大神(あまてらすおおみかみ)を天岩戸(あめのいわと)から誘い出すために鳴かせた「常世の長鳴鶏(とこ