Published 2023/11/28 13:13 (JST) Updated 2023/11/28 13:31 (JST) 東京電力エナジーパートナー(EP)から約30万円分の電気を詐取したとして、警視庁犯罪収益対策課は28日、詐欺の疑いで中国籍の会社経営者、湯暁懿容疑者(42)=窃盗罪などで起訴=を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。容疑者は新電力会社など80社以上から詐取するなどした電気を売り、計約14億円の利益を得た疑いがある。東電EPの被害は電気約6億円分に上るとみられる。 捜査関係者によると、容疑者は「日通新電力」などと架空の新電力会社を装い「乗りかえれば料金を15%安くする」と勧誘し、飲食店や一般家庭と契約。東電EPなどとは偽名で契約し、自身の顧客に電気が届くよう手配していた。