並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

汚れつちまつた悲しみにの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 山羊の歌 汚れつちまつた悲しみに…… | 青空朗読

    汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる 汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の革裘 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる 汚れつちまつた悲しみは なにのぞむなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠のうちに死を夢む 汚れつちまつた悲しみに いたいたしくも怖気づき 汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる……

    • 05_金太郎だらけの浮世絵マン④|マンマン堂

      「オッス!意欲作ほど売れない法則!(挨拶)」 さて今回はまず、『金太郎だらけの浮世絵マン』セットの一枚として印刷までしたのに大量の断裁ミスで販売できなかった喜多川歌麿「山姥&金太郎」の解説から。 【シール解説】歌麿は鳥居清長に次いで大量の金太郎浮世絵を残しています。そんな歌麿の金太郎浮世絵の特徴は以下三点。 ------------------------------------------------------- ①ほとんどの金太郎が山姥とペア ②山姥を美人画タッチで表現 ③隠し味にお色気要素 ------------------------------------------------------- それまで金太郎物語に登場する山姥といえば鬼女のような外見で、どちらかと言うと神や妖怪に近い存在として描かれていました。そんな山姥を美人画タッチにして俗世間に引きずり下ろしたことが歌麿の

        05_金太郎だらけの浮世絵マン④|マンマン堂
      • 京都を歩き、諸行無常の悲哀を追体験する 小倉紀蔵『京都思想逍遥』より|じんぶん堂

        記事:筑摩書房 original image: 哲二 川端 / stock.adobe.com 書籍情報はこちら 悲哀する京都 ●悲哀のみやこ 京都という都市を、「悲哀するひとびとの記憶の集積したまち」としてとらえてみよう。千二百年以上の時間の堆積のなかで、どれだけたくさんの悲哀が、このまちで繰りひろげられたか。それを思えば、気が遠くなりかける。 坂上田村麻呂に東北から平安京に連れてこられ、河内国で殺された蝦夷の阿弖流為と母礼。源氏と平氏の激烈な角逐の悲史。三条河原で処刑された豊臣秀次の家族たち。六条河原で殉教したキリシタンたち。天皇から最底辺の民衆まで、悲哀する人間たちの絢爛たる絵模様が、このまちにはある。 現実の人物だけが悲哀するのではない。京都の文化の特色として、王朝時代以降のあまたのフィクションの記憶もまた、このまちをかたちづくっている。悲恋、悲話、悲歌、悲劇の数々である。 たとえ

          京都を歩き、諸行無常の悲哀を追体験する 小倉紀蔵『京都思想逍遥』より|じんぶん堂
        • 心清き者の姫新線論 - 笑六法

          仕事で美作に行っている最中に、津山の当番・国選が回ってきたため、美作→津山という県南住民にはなじみのない移動を強いられ、姫新線沿線と重なるルートで移動してきました。そういえば、いろいろと騒がしい芸備線と違って、姫新線の存廃問題は沈黙しているような。。。真庭市が他の市町村を誘ってJR西日本の株式を買うとか言っていましたが、JR西の資本規模では零細に過ぎないし、会社全体の利益を犠牲にして自分に奉仕しろなんて主張をするなら、TOBでもかけてからしてくれ…と思います。 姫新線といえば、先日、無関係な会員との世間話で 「姫新線が廃止になったら、国選で美作警察署に行ったついでに温泉の宿泊費を国が出してくれませんかねえ…」 などとけしからんことをつぶやいていた人がいました。アルコール抜きで酩酊できる特異体質?を持つ私が、以前に面白半分で同じようなことを考えた気がしますが(K列車で行こう・汚れつちまつた悲

          • 閑話休題;赤い花 : 岩下俊三のブログ

            2023年08月30日16:54 カテゴリ 閑話休題;赤い花 ところで 私事ではあるが今日外出中「めまい」らしきものがアリ、一瞬十数年前に起きた「スワ、脳梗塞の再来か!」が頭をよぎったが幸い軽い熱中症のようでもあるため、冷房の効いた近くの量販店に駆け込みいすに座って安静にしていたら次第に治癒した。(と自分では思っているが?) したがって 取材を整理したり新たに「政治」ブログを書いたりする「脳のエネルギー」を無駄に使うことを今日は勝手に控えることに決めた次第である。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ところで 頭がクラッとした瞬間しばしば最近夢に出てくる街角に咲いた「赤い花」の絵柄が眼前をよぎったような気がした。 しかし 「赤い花」のオマージュは昔つげ義春が描いた少女の初潮という清々しくもエロチックなものではなく、後期高齢者の思い描く「赤い花」はふと目にした「生きる力」そのものであり、「

              閑話休題;赤い花 : 岩下俊三のブログ
            1